昨年12月にリモデルオープンして話題の『伊勢丹新宿店』本館3階。女子に人気のモードアイテムが揃うこのフロアで注目を集めているブランドのひとつが、フランスの『セリーヌ』だ。
2月上旬のある週末も、セリーヌは多くの女性客であふれていた。その中にいた、たったひとりの男性、ピースの綾部祐二(35才)だった。
「女子しかいないからかなり目立ってましたけど綾部さんはまったく気にしてない。むしろ、“おれの店だけど、何か?”って感じのドヤ顔でしたね」(居合わせた女性客)
その数日前、ペニオク問題でほしのあき(35才)が立件見送りとなったことがニュースになったり、小森純(27才)が涙の生謝罪をするも猛批判を浴びたり…と関係有名人が活動自粛モードの中、綾部はショッピングを満喫。何度も鏡の前で試し持ちして購入したのは、いちばん新しいシリーズのクラッチバッグ(11万5000円)だった。
あるお笑い関係者がこう証言する。
「最近あいつが“アツい”って言ってるのがそのブランドやわ。ファッション小物はもちろんやけど、服もわざわざレディースの44号サイズを着てるみたいやで?」
ファッションジャーナリストの日置千弓さんがこう説明する。
「シンプルで、エッジがきいたデザインで、シャープな印象。セリーヌのアイテムはひと目でモノがいいとわかるので、むしろ男性は絶対好きですよね。そして男性が持っていると、実力以上に素敵に見えます」
※女性セブン2013年2月28日号