最近は離婚するより家庭内別居を選ぶ夫婦が増えているという。ではいったいどんな生活をしているのか家庭内別居3年目のAさん(49才・主婦)は次のように話す。
「夫ときちんと話し合ったことはありません」というAさんは52才になる自営業の夫が金遣いが荒く、うんざりすることばかり。しかしAさんは、将来を案じてヘソクリをしつつも、愛娘のことを考えて離婚を踏みとどまった。
「それが、ライフスタイルのなかの動線に接しないことを意識したら、胸の中がスッキリしたんです。例えば、家の出入りは夫が玄関で私は裏口から。お互い別々に鍵も持っているし、なんとなく違う家に帰ってきたみたいな感じで」
“隣に響くみたいだから”と嘘をついて、夫には帰宅時にチャイムを鳴らさず、自分で鍵を開けて家に入るようにしてもらったという。
「ちゃんと“お疲れ様~”って労いの言葉もかけますよ。ただし、娘に教えてもらったLINEを使って。夫もスタンプを使って、頑張った感満載の返信をしてきます。まあ、私としては顔を突き合わせて話すのが億劫なので使っているだけなんですが、夫は前より喜んでるかも(苦笑)」(Aさん)
※女性セブン2013年2月28日号