日本全国津々浦々に足を運び、“当たる売り場”のなんたるかを調べ尽くしてきた、宝くじ研究家・山ちゃんこと山口旦訓さんによれば、そこにはポイントがあるという。
「まずは当然ながら、最近のくじで高額当せんを出しているということ。そこにはツキの波が来ているということですから。次にチェックしたいのが、売り場の“雰囲気”です。販売員が購入者のために験担ぎするなど、努力している売り場は活気がある。そうした“いい雰囲気”は当たりを呼び込みやすいんです」
“1等前後賞合わせて史上最高の6億円”で話題になった昨年の年末ジャンボで、見事6億円を出した「人形町チャンスセンター」(東京都)。その販売員・森佐代子さんの日課は、売り場近くにある「小網神社」に参拝することだ。
「昨年春からお参りを始めたのですが、6億円が出たのでびっくりしました」(森さん)
小網神社は強運厄除の神様として有名で、近年は東野圭吾原作の映画『麒麟の翼』にも登場するなど観光客も多い人気のパワースポット。
森さんは、小網神社に参拝した後、境内にある「東京銭洗い弁天」へ向かい、5円(ご縁)ではなく、あえて80円のお賽銭を入れることにしている。
「5円だと少額すぎる気がして(笑い)、同じ穴あきの50円に、3人家族なのでそれぞれ10円として、計80円をお賽銭に。家族と、売り場に来てくださるかたに幸運が訪れますようにと、毎日お祈りしているんです」(森さん)
ときには、富くじ発祥の地とされる近所の「椙森神社」にも参拝する念の入れよう。
「グリーンジャンボでも当たりくじが回ってくるよう、もちろんお祈りします」(森さん)
※女性セブン2013年2月28日号