いくら事実だとしても、聞いてて不愉快になってしまうのがモテ自慢。茨城県に住むKさん(43才)は、過去のモテ自慢をしまくる夫(47才)に困っているのだという。さらに、夫は今でもモテていると言い張って…。Kさんが、自称モテ夫のエピソードを披露する。
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ダンナの同級生に聞く限り、うちのダンナがモテモテだったのはほんとみたい。ダンナがキャプテンをしていたバスケットボール部の試合には中学校開校以来のギャラリーが集まったって、何度聞かされたか。
「高校時代は番長の彼女からホレられた」だの「バレンタインデーは靴箱いっぱい入っていた」だの。仕事でトラブルがあるとウーロンハイ2杯で、過去の栄光を話しだすんだわ。
しかし一度でもモテキがあると、年をとっても「まだイケてる」と思うみたいね。うちのダンナ、晩酌しながら過去の栄光話が出ないときは「○○はオレに気がある。マチガイない」だもん。
ちなみに、この○○ってのがすごいんだよね。上はダンナの好物の茄子の煮浸しを届けてくれる私の母親、下は中2の娘の20代の担任。ファミレスでウエートレスがダンナに愛想笑いしただけで、「おい、見たか?」って娘をヒジでつついたりするんだから、もう呆れるわよ。
※女性セブン2013年3月7日号