日本一有名な芸能一家、高島家。父は高島忠夫(82才)。母は元宝塚歌劇団の寿美花代(81才)で、兄は俳優の高嶋政宏(47才)、弟は話題の高嶋政伸(46才)だ。
人気バイオリニストの高嶋ちさ子(44才)はそんな高島家の親戚で、忠夫の実弟がちさ子の父という間柄だ。
ちさ子の父はレコード会社の元ディレクターで、ビートルズをいち早く日本に紹介した人物として知られる。そして、母はピアニストという音楽一家の3人兄姉の末っ子として生まれた。
だが、ある芸能関係者によれば、両家の親戚関係は、何年も断絶したままだという。溝が生じた原因について、金銭感覚のズレを指摘する声が複数あった。
「ちさ子さんの父親は音楽業界では有名でも、サラリーマンですからね。兄の忠夫さん一家とは収入も生活のレベルも違います。子供たちが小さい頃は、両家のつきあいも普通で、ちさ子さんも忠夫さんの家に遊びに行ったりしていたんですよ。
でも子供心に家の大きさとか、おやつは当時高価だったメロンを食べてるとか、そんな生活のレベルの差に、ちさ子さんのほうも、“うちと違う…”という気持ちが大きくなったと聞いたことがあります」(レコード会社関係者)
ちさ子自身、数年前にある対談でこんなことを語っている。
<あちらは共稼ぎで、奥様は当時の宝塚のスターですからね。よく食事に呼んでもらってすきやきを食べると、肉が違うんですよ。「こんなおいしいお肉、兄にも食べさせたいです」なんて私が言うと、次に兄が呼んでもらえる>
子供心にぼんやりと“家”の違いを感じていたちさ子だが、6才でバイオリンを始めたとき、両家の溝がさらに深くなるできごとがあったという。
「寿美さんは思ったことをはっきり言ってしまうから、知らず知らず相手を傷つけてしまっていることがあるんですよね…。ちさ子さんがバイオリンをやり始めた時も、“お金がかかるのに大丈夫なの?”と言ったそうです。寿美さんに悪気はないと思うんですけど、ちさ子さん一家にしてみれば、上から目線の余計なお世話だったと思いますよ。それから次第に疎遠になっていったと聞いたことがあります」(テレビ局関係者)
※女性セブン2013年3月7日号