男というものはいつもデリカシーがなくて、余計なひと言を言ってしまう…。常日頃からそう思っている女性も少なくないのではないだろうか。山梨県に住むMさん(45才)の夫(49才)も、そんなひと言多い男のひとり。Mさんが、不満をぶちまける。
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悪ふざけにしては度を超しているって、みんな言うわよ。うちのダンナって、どういう神経をしているのか、親戚とか、私の友達とかが大勢集まると、女性陣に「また太った?」。
誰かれかまわず、唐突に言い出すの。このひと言を言われて喜ぶ女子っている? 無視していると「太ったでしょ。ね、太ったよね。何kgくらいだろ。3か、うーん。5いった?」。
しつこく何度でも同じことを言うから、最後は「ちょっと、どういうつもりよ」って本気で怒らせちゃう。「あんたはいいけど、ご主人がいるときはお宅の敷居をまたぎたくないわ」って、言う人だっているのよ。
「太った?」だけならまだしも、お正月に久しぶりに会う従姉妹の顔を見るなり、「ありゃぁ~っ。また、フケたねぇ。どうしたの、その顔のシワ」だって。
「あんた、命、いらねーのか?」って従姉妹に低い声ですごまれていたわよ。
このときばかりは私も「無神経にもほどがある。女の気持ちがわからない男は最低っ! 男のクズっ。だからあんたは出世しないのよっ」とまで言ってやったわ。
※女性セブン2013年3月14日号