「ぜいたくはしてないのに、気づけば口座が空になっている」という人、意外に多いのでは?
習慣のように立ち寄る近所のコンビニでお菓子やジュースの“ちょこちょこ買い”。「時間外だけど105円だし、まあいいか」と払ってしまうATMの手数料。あるいはネットショッピングで「あと500円で送料が無料になるから」と、余計に買ってしまった“今、必要ではないもの”…知らぬうちにたまってない? 家計再生コンサルタント・横山光昭さんは、こう説明する。
「いわゆる“記憶に残らない”買い物を繰り返しているケース。習慣化してしまっているため、本人に無駄遣いをしている感覚がないのです」
気づきにくいところでは、水道や電気代などの光熱費も。出しっぱなし、つけっぱなしをしていれば金額ははねあがり、それが毎月続けば年間でかなりの支出になりかねない。
「まずは何にいくら使ったか、簡単な記録をつけましょう。少額な買い物も月単位で見るとけっこうな金額になっていることに気づくはずです」(横山さん)
※女性セブン2013年3月14日号