東京タワーから富士山まで見通せる抜群の展望に加え、隣接するのは緑豊かな西洋庭園。梅、桜、つつじ、銀杏とさまざまな木が植えられ、四季折々の景色は生活に癒しを与える…。
そんな都心の一等地にあるマンションを購入したのが寺島しのぶ(40才)だ。中古でも1億円は下らないという物件だが、いざ入居してみると思わぬ誤算が。何しろ築40年以上になるヴィンテージマンションのため、設備がレトロすぎたのだ。
寺島は女性誌のコラムにこう綴っている。
<引っ越したその日のうちに食洗機を使ったら、なぜか下の階に水漏れ、あわてて下の階の方に謝り>
トラブルはそれだけじゃなかった。備えつけの冷蔵庫は入居後すぐ扉のバネが壊れ、「修理済み」のはずの風呂場の換気が滞り、いやなにおいが充満したという。風呂場は売主が修理していたが、修理会社が倒産しており、責任の所在がウヤムヤに。寺島がたまらず売主に苦情を言うも「前に住んでいた人は何も言わなかった」と言われたという。
「寺島さんは“欠陥住宅じゃない! なんで売る前に説明しないのよ!”と、かなりご立腹でしたね」(芸能関係者)
その相手となった売主が、実は驚くべき人物だった。
「売主は、福澤諭吉さんのひ孫の女性なんです。福澤家ゆかりの遺品を管理していたり、福澤諭吉が建てた教会にも顔が利くかただそうです。それを寺島さんがご存じかどうかわかりませんが…」(マンション関係者)
福澤諭吉記念館にコメントを求めると「コメントする立場にない」とのこと。
※女性セブン2013年3月14日号