インドの首都・デリーから南東に600km、ガンジス河とヤムナー河の合流点に位置するヒンドゥー教の聖地アラハバードでは、1月14日から3月10日まで、世界最大のヒンドゥー教の祭典「クンブメーラ」が12年ぶりに行なわれている。
この期間、インド中から聖地で沐浴するためにヒンドゥー教徒が大挙して集まり、今回は1か月半ですでに1億人以上が訪れている。
そんな、クンブメーラに欠かせないのがサドゥ(修行者)の存在だ。牛糞の灰を全身に塗る者や、片足で立ち続ける者など、それぞれが苦行を行なっている。ここではクンブメーラで見かけた、2m近く髪を伸ばし続けているサドゥの写真を紹介しよう。
撮影■石川武志
※週刊ポスト2013年3月15日号