薄口政治評論家としてバラエティー番組を中心に活躍している杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みを解決。今回は、変わったご飯の食べ方をやめられない女性からの相談です。
【質問】
私は子供のころからご飯に牛乳をかけて食べるのが好きです。夫からは「小学1年生の息子がマネするからやめろ」と気持ち悪がられていますが、ミルク味のごはんってケチャップ味とか洋風のおかずには意外と合うんですよ。そういう食べ方ってありだと思うんですが、太蔵さんは自分なりの食べ方ってありますか?(38才・パート)
【杉村太蔵のアドバイス】
牛乳とご飯。どんな味なのか想像もつきません。でも栄養面からいうと必要な栄養素、炭水化物とカルシウム、たんぱく質の組み合わせですから、問題なさそうですね。
一見、合わなさそうな組み合わせだって工夫すればおいしいと思えるものがある。たとえば、まぐろの刺身とマヨネーズ。どんなものにもマヨネーズをかけるマヨラーなら当たり前かもしれませんが、そうでもない私がこればかりはうまいと思いましたね。
スーパーで安いまぐろの刺身を買ってきて、マヨネーズとわさびを混ぜたものをご飯にのせて食べる。鮮度の落ちた刺身でも生き返るようにおいしくなるんですよ。これは遠洋漁業の漁師さんに聞いた食べ方で、彼らの食事は毎日のようにマグロだから、味の変化をつけるためにこのようにして食べるんだそうです。
あと、私の知人のトルコ人は何でもヨーグルトをかけて食べます。クレープやケーキなどのスイーツはもちろん、パスタのような食事系にまでかける。われわれには理解しがたい食文化ですが、それが彼らにとって常識なんですね。
ご飯に牛乳をかけて食べるのも、あなたにとっての常識ですからそれはあなたの自由だと思います。でも、それは家族の前だから許されるわけで、一歩、社会に出て、誰かと食事しているときにご飯に牛乳をかけて食べたらおかしな人と思われるかもしれません。私だって、お寿司屋さんに行って「大将! マヨネーズください」なんて言いませんからね。
それはあなたもわかってることでしょう。だから、お子さんがマネしそうになったとき言えばいいんです。これは家族の前だけで許されること、社会に出てやっちゃダメよって。
※女性セブン2013年3月14日号