ネットユーザーの専売特許といえば「マスコミ批判」であるが、これは彼らでなくても「趣味が悪い」と思ってしまう話だろう。批判の的は朝日新聞の天声人語だ。ホリエモンこと堀江貴文氏も「最悪だ!」と塀の中から吠えている。メルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.9』より、彼の言葉を一部抜粋した。
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こんにちわ! 『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。2月23日に発売された『刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻』もおかげさまで売れ行き好調のようです。書店で見つけたらお手にとっていただければ幸いです。
2月9日、リクルート創業者の江副浩正氏が死去されました。江副氏といえば日本の新しい情報ビジネスを立ち上げたかっての時代の寵児。未公開株をめぐり『リクルート事件』の主役となり逮捕、有罪判決を受けてしまいます。この流れって、どことなく御大と似ているような……その御大、江副氏を「私が評価できる数少ない優れた経営者」と語っております。
「実は共通の知人を通して面会がセッティングされそうになったこともあったが、江副氏が執行猶予中にニッポン放送株争奪戦が起きたり、逆にその後私が逮捕されたりで、結局会う機会は訪れなかった。なんとも残念だ」
やはりシンパシーを感じていたのでしょうか。二人の天才が並び立てなかったのは非常に残念。さて、その江副氏の死をめぐって、話は思わぬ方向に飛び火します。朝日新聞の記事に御大が怒り心頭なのです。
「江副氏は突出して成功したが故に、朝日新聞の様な左翼色の強いメディアに狙われ、マスコミ(テレビ局)に足元をすくわれ、検察の標的となり、自ら創業した会社を追われた。朝日新聞はその死にあたり『天声人語』で手前味噌と言いつつ、リクルート事件の入り口となった調査報道を自画自賛していた。本当に趣味が悪いな。偉大な経営者の死にあたり、この扱い。最悪としか言いようがない」