今年最初のビッグチャンス、グリーンジャンボの販売が3月8日で終了。あとは15日の抽せん日を待つのみとなったが、この1週間をいかに過ごすかが大事なのだという。宝くじ評論家・山ちゃんこと山口旦訓さんによると、
「過去に高額当せんを手にした人たちのアンケートを見てみると、抽せん日までの過ごし方に共通点がありました。この期間、当せん者はなんらかの“こだわり”を持って過ごしていたんです」
つまり、残された期間を漫然と過ごしてはいけないということ。みずほ銀行がまとめた「宝くじ長者白書」を振り返ると、高額当せん者たちは、過去にこんな過ごし方をしている。
2005年の年末ジャンボで大当たりを引き寄せた佐賀県在住のTさん(39才)は、愛車のフロントガラスに鳥のフンが落ちてきたことから「“ウン”がついた!」と思い、すぐに宝くじを購入した。しかも、“ウン”を手放したくないと、フンは洗わずそのまま残して過ごしたのだとか。後日、抽せん日になって番号を調べてみると、なんと2等1億円に当せん! 一度手に入れた“ウン”は決して逃がさなかったということ。
あるいは子供の幸運にあやかった当せん者もいる。2010年のグリーンジャンボで3等100万円に当せんした埼玉県在住のMさん(49才)は、当時中学生だった息子が高校に特待生として入学することが決まっていた。購入した宝くじの保管場所をどこにしようかあれこれ悩んだ末に決めたのは、なんとその特待生通知の袋の中。息子の幸運にあやかって、自分まで当たりくじを引き寄せたのだ。
「“験担ぎ”をすることによって、高額当せんを果たした人は数多くいます。“いつもと違う”何かが起きたときに、宝くじに結びつけて、運をたぐりよせることが大事なんです」(前出・山ちゃん)
※女性セブン2013年3月21日号