2月28日放送の『アメトーーク』(テレビ朝日系)は、雨上がり決死隊、有吉弘行(38才)、おぎやはぎ、バナナマン・日村勇紀(40才)らがテレビ業界の変わったルールについて考えるという内容だった。おぎやはぎ・小木博明(41才)は、興奮した様子で、こう話し始めた。
「テレビ業界に、すごくぼくは言いたいんですけど、特番でコツコツとメインで頑張ってきて、視聴率がよかったりして、レギュラーになることってあるじゃないですか。それがレギュラーになった途端に、オレらが外されて、大御所が急に出てきて入れ替わっちゃうんですよ」
その後も、大御所への恨みつらみを話し続ける小木だが、なかなか実名は言わない。そんな煮え切らない彼に、有吉がキッパリ!
「おぎやはぎのパイロット版が、みのさんに盗られたのが嫌なんでしょ?」
その大御所が、みのもんた(68才)であると暴露したのだ──それは5年前に起こった。2007年10月から、おぎやはぎは月1回放送のバラエティー番組『月刊!検定パンチ』(フジテレビ系)の司会を担当していた。
番組は、全国各地の珍しい検定を紹介する内容で、当時検定ブームだったこともあって、視聴率はうなぎ上り。5か月後の2008年4月には、『検定ジャポン』と名を変えてゴールデンタイムのレギュラー番組となった。
だが、それと同時に司会がおぎやはぎから、みのに代わってしまったのだ。当時、おぎやはぎは、この“交代劇”に怒りが収まらなかったという。
「制作スタッフは変わらず、おぎやはぎさんだけが“クビ”になりました。当時の彼らはみのさんを“悪魔のような人”と言ってましたよ。あまりの落ち込みぶりに、所属事務所スタッフが“力不足で申し訳ない”と謝ったほどだったんです」(芸能関係者)
しかし、みのが司会となった番組は、視聴率がふるわず、わずか半年で打ち切りになってしまう。おぎやはぎは、その知らせに溜飲を下げたという。
※女性セブン2013年3月21日号