第85回アカデミー賞授賞式」(2月24日開催)のWOWOWの現地リポーターに抜擢された中野美奈子(33才)は、「できるかぎりの知識を詰め込んで臨みます!」と意気揚々と米国に乗り込んだ。が、世界中のセレブが憧れるレッドカーペットで“事件”は起きた。
肩を大胆に出し、純白の豪華なドレスで着飾った中野。セレブたちの登場を待ってポツンと突っ立っていたのが、なんと米国の人気番組『E!』の司会者、ライアン・シークレスト氏のお隣。中継が始まり、カメラがシークレスト氏に向けられたのに、そこをどかなかったものだからさァ、大変。『E!』の画面に堂々と映り込んでしまったのだ。
「隣で中継が始まったのなら気を利かせてどけばいいのに、中野さんはまったく動かないどころか、なぜかカメラ目線でニッコリ。おかげでライアンさんとの不思議なツーショットが全米に生放送されてしまいました」(テレビ関係者)
同番組を見ていた米国人は「この東洋人は誰なんだ?」と大騒ぎ。ツイッターには「ライアンの居場所を横取りしている女がいる」「ふざけるな!」という怒りの声に混じって、どうやら中野を知っている人物から、「ナイス映りこみ」「レッドカーペットの勝者はWOWOWだ」という皮肉までが一斉に書き込まれた。
さらに米国のネットメディア『TV LINE』は<今年のレッドカーペット最高&最悪の瞬間>のトップページに2人が並ぶ写真を載せ、“最高にノンキな映りこみの瞬間”と紹介、中野はなんとも不名誉な勲章をもらうことに…。
失態はさらに、肝心のレポートでも続いた。大学2年生時に半年間米国留学をしたという自信もあってか、通訳を付けず取材に挑んだ中野だが、仕事で使えるレベルの語学力ではなかったようだ。
レッドカーペットを歩くセレブに呼びかけるも、彼女の話す英語が全く通じないのだ。せっかくインタビューに応じてくれたスターたちから何度も質問を聞き返され、『BOSS』のCMで日本でもおなじみのトミー・リー・ジョーンズ(66才)からは、「何を言っているかわからない」とバッサリ。
最終的には同じくWOWOWのレポーターを務めた米国在住の俳優・尾崎英二郎(43才)が中野の英語を“再通訳”して相手に伝える始末だった。
他にもスティーブン・スピルバーグ監督(66才)に「スティーブン! スティーブン! ジャパニーズ!」と呼びかけるも無視されるなど、トホホな事態に。日本の視聴者からも早速、ブーイングが殺到。ツイッターには「中野に英語を話させないで!」「貴重なインタビュー時間の無駄」「中野はいなくても同じ」と、こちらもさんざんだった。
※女性セブン2013年3月21日号