ブロマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブン』では、ウェブニュースサイトの編集者として知られる中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。3月8日配信のVol.10で紹介した、今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「原口一博氏のポエムが話題に グーグルアースに続きタイムマシーン活用説」という話題だ。
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いやはや、やらかしましたわ。オレが出した記事「1977年の原口一博氏 未来へ行き原発事故の光景見た」という記事がガンガンネットで拡散してしまいました。これは、民主党の原口一博衆議院議員が、1977年に作った詩をFacebookに投稿したのを、私のところで働いているライターのK君が「すごいエントリーを発見しました!」というので記事を書いてもらったのですね。
詩の中にはこんな一節がありました
「その霞の中から赤い炎が刺すような光を放っていた
黒い煙がその赤い炎を覆っており
死臭がそこから漂ってくるのだった」
そして、これは「恐ろしい事故のイメージ。核と共存できない世界」を詠ったものだと説明して、「昭和52年の僕は、未来に行って、この光景をみていた」と書いたのです。
原口氏といえば、元々公式サイトで自作の詩を多数公開していることで知られますが、今回の件についてはタイミングが悪かったですね。今や原口氏といえば、グーグル検索の予測変換で「グーグルアース」と出る人物です。中国の艦船もグーグルアースを使えば場所を特定できる、と国会で発言したと解釈されている同氏ですが、今回の詩についてはこんな声がネットで上がっています。
「Googleアースで見たんだろ」
「これも本人ドヤ顔で公開したんだろうなあwww 頭がおかしいと思われるだけなのにそういう感覚が分からないっていう さすがグーグルアースさんだわ」
「グーグルアースの次はタイムマシーンですかwww」
完全に笑い者になってしまったこともあったのか、原口氏はFacebookのこの書き込みを削除しました。しかしながら、現在YouTubeには、この詩に曲をつけた人も登場しております。