フリーに転身した西尾由佳理アナ(35才)は4月スタートの情報番組『アゲるテレビ』(フジテレビ系)の司会に抜擢された。同番組でコンビを組むのは急性リンパ性白血病で2011年11月から療養し、これが復帰番組となる大塚範一キャスター(64才)だ。
「ロンブーの田村淳さんとNHKからフリーになった住吉美紀さんを起用した前番組『知りたがり!』がまさかの低視聴率で打ち切り。スタッフは“これ以上の失敗は許されない”と力が入っています。なにしろ、“打倒ミヤネ屋”が目標ですからね」(フジテレビ関係者)
ところが放送前にもかかわらず、局内から聞こえるのはこんな声ばかり。
「西尾さんと大塚さんのコンビは正直言って、不安だらけ。というのも2人は“水と油”なんですよ…」(前出・フジテレビ関係者)
西尾アナは女子アナきっての“超個人主義者”で知られる。日本テレビ時代は親しみやすいイメージとは裏腹に、周囲とのつきあいはゼロ。「余計なこと、面倒なことはしない」がモットーで、仕事を終えると真っ先に帰宅。飲み会や打ち上げには一切顔を出さない。大の残業嫌いで、定時になれば即退社という“模範的”なサラリーウーマンだった。
「『ズームイン!! SUPER』で長らく共演した羽鳥慎一さんが日テレを退社するときの送別会でさえ、彼女は出席しませんでした。そもそも誰も連絡先を知らないので、誘うことすらできなかったみたいですけど…」(日本テレビ関係者)
一方の大塚さんは、スタッフの団結を何よりも大切にするタイプ。
「大塚さんは『めざましテレビ』時代も、番組が終わると、社員食堂にアヤパンほかスタッフを集めて、よく反省会をやっていましたよ。そこでみんなでお酒を飲んだりね。とにかくスタッフの結束を強めて、そうしてできあがる家族のような絆を大事にする人です」(前出・フジテレビ関係者)
そんな大塚キャスターだけに、孤高の西尾アナとウマが合うはずがない。実際、早くも不協和音が出ているという。
「大塚さんが新番組の打ち合わせの後に、西尾さんをご飯に誘ったんですが、“もう仕事は終わったので”と断っちゃったみたいです。大塚さん、表向きは平静を装っていましたが、“あんな態度ではパートナーとして信用できないよ”っていう思いで、不安そうにしていましたね」(前出・フジテレビ関係者)
※女性セブン2013年3月21日号