日本領海に侵略を繰り返す中国政府から、本誌『週刊ポスト』が「危険なメディア」と認定された。
中国が反応した記事とは、3月8日号(2月25日発売)のモノクログラビア『中国艦と海保巡視船「一触即発」』。『NEWSポストセブン』では、同じ記事をカラー写真とともに掲載している(関連記事「日本漁船に威嚇繰り返した中国艦と海保巡視船の一触即発写真」参照)。
この記事に対して国家海洋局(日本の海上保安庁に相当)はHP上で「中国を挑発する行為は、大きな代償を支払う」と“報復”を宣言し、中国のTVメディアは〈周刊「POST」〉の報道を紹介した。
先日、海自の護衛艦「ゆうだち」が中国艦にレーダー照射をされたばかりだが、今度は本誌が危険なメディアとしてロックオンされた形となった。
とにもかくにも本誌報道を高く評価(?)してくれたことには感謝しよう。だが、そんな恫喝に屈して中国の傍若無人な行為を看過するわけにはいかない。
※週刊ポスト2013年3月22日号