【書評】『キミはヒマラヤ下着の凄すぎる実力を知っているか』(北尾トロ/朝日文庫/672円)
報道やネットの噂に疑問を持った著者が、極寒のエベレストを制した下着の実力を試すため、標高2600mの山に登ったり、サラリーマンの平均の小遣い4万5000円で1か月を乗り切るなど、体を張って難題に挑戦。
路上で“私の詩集”を売ったり、泳げないのに海で遠泳を行ったりする“勇気”を試すルポもとにかく楽しい。
本書を読むと、自分で考えることの大切さが学べるのはもちろん、勇気ももらえる。
※女性セブン2013年3月21日号