スポーツ

高須院長 アイホ女子は「銅メダル射程圏内。金メダル狙える」

女子アイホを「金メダル狙える」と語った高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が、世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回のテーマは、2014年のソチ冬季五輪への出場を決め、注目が集まるアイスホッケー女子日本代表。オフィシャルパートナーとしてアイスホッケー日本代表をサポートし、自身もアイスホッケーをプレーしていたという高須院長が、その魅力を語ります。

 * * *
──まずは、アイスホッケー女子日本代表のソチ五輪出場、おめでとうございます! 

高須:ありがとう! いやあ、本当にサポートしてきてよかったよ。

──五輪出場に向けて、今後もオフィシャルパートナーとしていろんなサポートの計画を練っているんですよね?

高須:とにかく経済面でのサポートを中心にやっていくことになると思う。だってさあ、選手はみんなアマチュアで、全然お金がないっていうんだよ。正社員になっちゃうと試合や練習で仕事を休めなくなるから、みんなアルバイトでやりくりしてるんだもん。海外遠征に行くにしても、毎回5万円自腹を切って行ってるんだからね。

──たしかに大変そうですよね。飛行機もエコノミーらしいですしね。

高須:そうなんだよ。遠征先の移動では飛行機を使わないで、長距離バスを使うこともあるみたいだしね。本当に良いチームなのに、そういう部分で選手が疲弊しちゃって、プレーにも影響が出てくると思うんだよ。だから、せめて金銭面でサポートしてあげようと思って。

──報道では寄付金1億円の贈呈式を行う計画もあると出てましたよね。

高須:できれば、1億円を現金で直接渡したいんだよ。小切手だとなんだかリアリティーがないでしょ? 選手たちも目の前に1億円の札束の山を出されたら、「大金が動いている!」ってテンションも上がると思うんだよね(笑い)。ちなみに、五輪出場が決まって選手たちに出た褒賞金は10万円だったんだってね。1億円はその1000倍だから、絶対にやる気も出るはずだよ。ただ、現金を渡すとなると、下品だって言われちゃうかもしれないから、ちょっと難しいかもなあ…。

──そして、五輪で活躍したあかつきには、何かご褒美も用意しているとか…?

高須:選手たちに美容整形手術をしてあげる。整形し放題(笑い)。そんなことを言ってたら、選手たちも「うれしい!」「豊胸! 豊胸!」って喜んでくれてねえ。本当にノリがよくて、優しい娘たちだよ(笑い)。

──いずれにしても、来年の五輪ではかなり注目を浴びることになると思うんですが、高須院長から見て、女子アイスホッケーの魅力とはどんな部分ですか?

高須:やっぱりスピード感、そしてゲームの展開の速さだね。あとは、エキサイティングな体と体のぶつかり合い。といっても、女子の場合は基本的にボディーチェックは認められていないから、反則になっちゃうんだけどね。ただ、それでもわざと体をぶつけて相手を挑発するっていうプレーが結構多い。アイスホッケーの場合、反則すると基本的に2分間の退場になるんだけど、それだけのリスクを冒してでも、相手を潰すっていう駆け引きがあるんだよね。肉を切らせて骨を断つじゃないけど、自分が退場になってでも相手を退場にさせるみたいな。そういう部分は、まさに「氷上の格闘技」だよね。

 あとは、わかりやすさも魅力かな。冬の五輪だったらフィギュアスケートも注目だろうけど、芸術点みたいなのって、素人には難しいもんね。ジャンプにしたって、飛距離だけで争っているわけじゃない。でも、アイスホッケーはとりあえず点を取ればいいだけだから、単純明快。誰でも楽しめるよ。

──ちなみに、高須院長は学生時代にアイスホッケーの選手だったわけですが、今でもプレーすることはありますか?

高須:昔は、マスコミ関係者のアイスホッケー経験者を集めて、僕がスポンサーになって試合をやったこともあったけど、今はさすがに無理だな。たしか20年くらい前に、OB戦に出たこともあったんだけど、まあ全然動けなかったね。そのときはキーパーをやってたんだけど、全然パックのスピードに追いつけなかった。パックがゴールに入ってから、自分の体がやっと動くみたいなね。これ以上やったら恥をかきまくると思って、もう辞めちゃったよ(笑い)。

 若い頃は、どんなに下手でも恥はかかなかったんだけどね。後輩と試合するときは、「足慣らししておけ」って言って、リンクを何周も回らせてヘトヘトにしてから試合してたから、絶対に負けなかった(笑い)。こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、後輩へのシゴキは必要だよ。シゴキがないと、簡単に先輩がやられちゃうもん。先輩の威厳を保つために、シゴキは絶対必要(笑い)。

──なんて身勝手な理由なんですか(笑い)。さて、ソチ五輪ですが、アイスホッケー女子日本代表はメダルを取れるのでしょうか?

高須:今、日本チームの世界ランクは11位で、上位にはアメリカ、カナダ、ヨーロッパの各国が並んでいるんだよ。欧米の選手に比べると日本の選手は体格も小さくて不利だけど、その分はスピードとかトリックプレーでカバーするっていう感じだね。まさに女子サッカーのなでしこジャパンに近い部分がある。そう考えると、メダルも絶対に無理とは言えないと思う。銅メダルなら充分射程圏内だし、金メダルだって不可能じゃない。今から、国内での認知度を高めて、みんなで女子アイスホッケーを盛り上げていけば大丈夫。絶対にメダルを取れると思うよ。

 * * *
 メダル宣言も飛び出した高須院長。経済的なサポートだけでなく、高須クリニックがスポンサーを務めるテレビ番組『スッピン!』(TBS系)に代表選手たちを出演させるなどして、認知度アップも図っていくとのことだ。ソチに向かって躍進するアイスホッケー女子日本代表から、目が離せない。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。最新刊『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)が話題。

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン