別居から正式に離婚するまで約3年もかかるなど、古村比呂(47才)と前夫・布施博(54才)が泥沼の離婚劇を繰り広げてから4年。その前夫が再婚した妻ともどもテレビ番組『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演し、その信じ難い言動に、古村はブログで疑問を呈していた。
古村がどうしても許せなかったことのひとつは、再婚相手の井上和子(40才)が番組の中で読み上げた“手紙”だ。
その文面には、布施への感謝の思いとともに、布施と古村の息子たちへのメッセージも含まれていた。一緒に生活はしていないが、布施の子供たちにも、この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいとし、
<3人とも私の本当の子供ではないけれど、とても愛おしく、また頼もしいとも思っています。子供たちが、いつ泊まりに来てもいいようにと用意してる小さな部屋も、ほとんど使ったことはないけれど、もう少しこのままにしておきましょう>
この手紙は、スタジオの涙を誘った。布施自身も目を真っ赤にして、
「かーちゃん(井上)も息子3人とも仲良くしてくれるし、向こうもすごく歓迎してくれたんで、やっぱり嬉しかったですね」と語ったのだ。
しかし、古村はこの手紙に怒り心頭なのだ。古くから古村を知る芸能関係者はこう言う。
「実は古村さんは、布施さんと結婚していたときから、井上さんと布施さんの関係を怪しんでいたんです。布施さんが“仕事だ”といって、井上さんと夜遅くまで飲みに行っている間、彼女はひとりで3人の息子さんたちを育てたわけです。それなのに今になって“母子”みたいなことを言われたわけですから、それは怒りますよね…」
実際、2009年に離婚した際、会見で古村は「(布施の)浮気があったことは事実。何度も裏切られるのは女性として複雑だった」と語っていた。井上との真相は定かではないが、古村は不倫相手だと思い込んでいたのだ。
古村と布施はおしどり夫婦として評判だったが、1995年に布施と劇団員女優との浮気が発覚する。このとき、古村は「布施博の軽率な行動に関して妻として力不足を痛切に感じております」とお詫び文を書き、布施にマスコミの前で頭を下げさせた。以来、夫婦仲がギクシャクし始めたのはいうまでもない。
このときの浮気相手は井上ではなかったのだが、前述の『行列~』で布施は、当時、井上からこんなひと言を言われたと明かしている。
「バカねぇ~。浮気っていうのはね、バレないようにしなきゃいけないんだよ!」
テレビで聞いたこのひと言も古村をイラつかせたようだ。
「古村さんは、布施さんと井上さんとの仲を疑ってたわけですから、あの発言を“バレなきゃ大丈夫!”と受け取ってしまったみたいで…。“やっぱり”と思ったんでしょうね」(前出・古村の知人)
※女性セブン2013年3月28日号