花粉症になってしまった女性にとっては、つらい症状はもちろん、メイクやスキンケアにも悩まされる。マスクなしで外出はできないし、メイク崩れやマスクにメイクがつくのが悩みだという。
実際、マスク時のメイクは、物理的な摩擦と、花粉症による肌荒れで化粧ノリが悪くなっているため、どうしても落ちやすい。
「メイク落ちを完全になくすことは難しいですが、“何もしないよりは落ちにくくする”コツはあります」というのはヘア&メイクアップアーティストの豆田瑞紀さん。まずは肌コンディションを整えること。
「ただでさえ乾燥しがちな40代以上の肌は、花粉症でさらに悪化します。とにかく保湿を。洗顔後の化粧水や乳液はもちろん、UV、ファンデーションなど、すべてのケアに保湿タイプを選びましょう」(豆田さん)
メイクも、ファンデーションならジェル、チークなら練りチークやクリーム、口紅ならリキッドルージュなど肌密着タイプが○。
「総仕上げとして、お粉かパウダリーファンデーションで上から押さえて。この“ミルフィーユ”のような重ねづけによって、ぐっと色が落ちにくくなりますよ」(豆田さん)
また、マスクもメイクがつきにくい立体型のものや、ピンクなど色付きで色移りが目立たないものを選びたい。
※女性セブン2013年3月28日号