現在の高齢化社会。働き盛りの世代よりも、年金暮らしをしているその親の世代のほうが預貯金が多いというケースも少なくない。そうなると、親たちに頼る子たちも増えて…。千葉県在住の72才の女性は、とにかくタカってくる長男の嫁に苦言を呈する。
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長男の嫁(38才)は何かというとすぐ電話をかけてくる。最初はそれも嬉しかったけど、今は恐怖。だって必ず「拓哉(孫)が○○を欲しがってるんですよ~」とか「美穂(孫)もそろそろ服を買い替えてあげないと、前に買っていただいた服がもう小さくなっちゃって~」とか「純一さん(息子)の靴がボロボロで取引先に行くのが恥ずかしい状態になってきちゃった」とか…。
ときには「“嫁姑のバトルってよくあるみたいだけど、お宅は仲がいいわねっ”てみんなに言われるんですよ。今度一緒に銀座に行きましょうよ! いつにします? 来週?」とか。要するに私からお金を巻き上げたくてしょうがないみたい。銀座なんか一緒に行った日には、高いものごちそうさせられて、何買わされるかわからないからたまったもんじゃない! ちゃっかりしてるなんてレベルを超えてますよ。
そんな長男の嫁に対して、次男の嫁は何一つおねだりして来ない。だから、旅行に行く度におみやげを買ってきてあげてる。
そろそろ遺言作らなくちゃいけないと思ってるんだけど、遺産の受け取りはなるべく次男や次男の方の孫にしてやろうかと思ってるくらい。
※女性セブン2013年3月28日号