春の女子アナ人事の中でも、最注目の大型トレードといわれているのが、山岸舞彩(25)だ。3月末をもって『サタデースポーツ』『サンデースポーツ』のキャスターを卒業、4月から『ニュースZERO』のカルチャー担当へと電撃移籍する。3月中は淡々とNHKへの出演を続ける山岸だが、心はすでに汐留へと飛んでいるようだ。日テレのスタッフがいう。
「2月中旬から、毎週木曜日は日テレに通っているんです。『ZERO』の放送前に、原稿読みや番組進行について、スタッフからレクチャーを受けている。スタジオにもちょくちょく顔を出していて、現場の雰囲気に慣れるように必死です。
その熱意はメインキャスターの村尾(信尚)さんたちにも伝わっていて、前評判は上々ですね。本来ならウチの局としても、山岸の頑張りを大々的に宣伝したいところなんですが、NHKとの契約などの関係でそれはできないらしく、歯ぎしりしている関係者は多いですね」
旬の女である山岸の引き抜きは、テレ朝と熾烈な視聴率トップ争いを繰り広げる日テレにとって好材料だ。「WBCが放送できなかったのは痛いが、ウチには山岸がいる」とまで言い切る日テレ社員もいる。
※週刊ポスト2013年3月29日号