3月中旬の夜11過ぎ。週末とあって多くの人でごった返す品川駅に、鮮やかなオレンジのコートを着て誰かを探す森泉(30才)の姿があった。この日の彼女は、京都で行われたチャリティーオークションに参加し、日帰りで戻ってくるというハードスケジュール。
しかし迎えに来た車を見つけると、森はそれまでのぐったりした表情から一変、ぱっと顔を輝かせて後部座席へと乗り込んだ。そして、車は真っ直ぐ都心の一等地にある彼女の自宅へと向かっていった。
自宅に到着すると、なぜか森は警戒するように周囲を見回しながら車を降り、家の中へと入っていった。運転手はさらに不自然な動きだった。車の中から外の様子を注意深くうかがい、しばらくして車を降りると、さっと森の自宅へ駆けこんだのだ。
運転手は白髪交じりの短髪に少し日に焼けた精悍な顔立ちの男性。2年前に恋愛関係が伝えられた日本プロサーフィン連盟前理事長の腰添健氏(59才)だった。
森と腰添氏の交際が報じられたのは、2011年2月発売の『FRIDAY』だった。当時、腰添氏は1996年に結婚した、古手川祐子(53才)の妹で元女優の古手川伸子さん(50才)と婚姻関係にあり、同誌には森とのツーショット写真とともに「“不倫略奪”愛」と大きく報じられた。
当時、伸子さんは、夫と森との関係を全く知らず、「仕事のため、地方に行ってるものだと思っていた」と話していたという。今思えば、腰添氏にそう言われ、信じていたのだろう。
一方、森の所属事務所はふたりの交際を認めた上で、「本人に事実を確認すると『えっ…』と絶句したまま固まっていた。腰添氏の『独身だ』という言葉を信じていたようです」と騙されていたこと、森が「もう2度と(腰添氏と)会わない」と憤慨し、破局してしまったことを説明した。しかし、前述のようにふたりの愛は続いていた。ある芸能関係者がこう明かす。
「泉ちゃんは、フライデーされるずっと前から腰添さんがまだ離婚していないことを知っていました。それくらいふたりのつきあいは長かったんですよ。でも、腰添さんのほうが彼女の立場を心配して、泉ちゃんに“今は距離を置いたほうが良い。おれに騙されたって言っていいから”ってアドバイスしたそうです」
最近になって離婚が成立したという伸子さんに話を聞いた。
──離婚されたきっかけは森泉さんのことがあって?
「(語気を強めて)だと思います。原因はそこでしょうね。週刊誌に騒がれて彼が開き直ったというか…。人が変わったんです。当時は私も戸惑っていました」(以下、伸子さん)
──あの報道直後、森さんは「もう会わない」と話してましたが、まだ交際は続いているようです。
「えっ(絶句)…。ということは、まだあのふたりは会ってるということですか?(彼女とは)関係ないって、ずっと言っていたのに…。離婚するときも、関係ないって…」
※女性セブン2013年4月4日号