尾上菊五郎(70才)と富司純子(67才)の長男・尾上菊之助(35才)との結婚が決まった、播磨屋・中村吉右衛門(68才)の四女・瓔子さん(30才)。梨園の“おかみさん”デビューとなった日、こんな微笑ましい光景があった。現在、菊之助が出演中の『三月花形歌舞伎』(新橋演舞場)の初日(3月2日)でのことだ。富司とともに初めてロビーに立った瓔子さん。
「富司さんは、後援会やご贔屓のかたがたに積極的に瓔子さんを紹介しては挨拶させていましたね。どうやら富司さんは、ご贔屓さんの写真や名前などの情報を事前に瓔子さんに渡すなど、嫁にきた彼女を思いやって、きっちり教えているようです」(梨園関係者)
しかし、そんな富司の思いとは裏腹に、瓔子さんへの“梨園嫁いじめ”はもう始まっていた。
「ちょっと富司さんが離れた隙に、後援会のかたなんでしょうか、瓔子さんに近づいていって“あなたの、そのお召し物、ちょっと、お色が派手なんじゃない!? 純子さんと並ぶと、純子さんを食ってしまってるわよ”とチクチク言ってました」(前出・梨園関係者)
この日、瓔子さんは春を感じさせるような桜色の着物姿で、富司さんは藤色の着物だった。
「瓔子さんにしてみれば、春らしい明るい色にしたんだと思いますよ。逆に富司さんは落ち着いた女性らしい色を選んだんでしょう。もちろん、瓔子さんも富司さんに確認しているはずです。だから正直言って、まったくの言いがかりなんですけど、それが“梨園の嫁”への洗礼なんですよね」(前出・梨園関係者)
早速始まった“嫁いじめ”。初日以降は、瓔子さんがひとりでロビーに立つ日も多い。富司の不在をいいことに、その“いじめ”はエスカレートしているという。
「ロビーで、瓔子さん本人に聞こえるように、“やっぱり旦那さん(菊之助)のほうがきれいよね…”とか大きな声で言うかたがいるんですよ。本人は聞こえてないフリをしていましたけど、絶対に聞こえてますよ。あれは傷つきますよね」(居合わせた梨園関係者)
※女性セブン2013年4月4日号