3月20日付のブログで、市原隼人(26才)が。自身のものまねへの嫌悪感を<先日のモノマネを見て思った事が…(中略)何を伝えたいか分からず、役者を馬鹿にしてなめているとしか思えない>と綴った。
芸人の実名は挙げられていなかったが、前日に放送された『ものまねグランプリ 最強のコラボレーションネタ祭り!豪華ご本人が大集結SP!』(日本テレビ系)に出演して、市原のものまねをしていた花香よしあき(33才)ではないかと思われる。
ものまね四天王のひとり、コロッケ(53才)は、かつてこんなことを語っている。<本人がそこにいたら怒るくらいのことをやんなきゃ今はもう面白くないですしね>──ウケるためには多少のデフォルメをしてしまうのが“芸人の性”なのだろう。
コロッケをはじめとして、ホリ(36才)、原口あきまさ(37才)ら数多くの芸人にものまねをされる武田鉄矢(63才)は、“ものまねされる側”の心境をこう語ってくれた。
「やっぱり最初は“からかわれてるな”という意識はありましたよ。でも“あなたのことが好きだから、ものまねをしているんです”と言われるとね。実際、一緒に飲んだりするとおれ以上に『金八』に詳しかったりするの。だから、おれは好き嫌いは別にして、自分に興味があってまねしてくれているんだから、悪意丸出しじゃなければ大目に見ることにしてます。
それにものまねされることで、自分に親しみを持ってくれる人も多いんですよね。例えばキンタロー。のものまねで前田敦子さんに親しみを感じるようになった人は多いはずですよ」
コロッケも当初は野口五郎(57才)に嫌な顔をされ、「おれは歌いながら鼻をほじったことはない」とクレームを入れられたこともあったという。そういった経験を積み重ねたため、今コロッケはこんな思いで、ものまねをしているという。
「怒られて当然の職業なので、いつも申し訳ない気持ちでやらさせていただいてます」
※女性セブン2013年4月11日号