スポーツ

驚異のイケメン・美人率 ボートレース初心者向け番組に潜入

左から司会の堂前さん・島崎さん、解説の秋山さん、準レギュラーの夏川純さん

 選手のイケメン率、美人率がおどろくほど高い! と定評のあるボートレース。すっかり春らしくなり水辺の行楽も楽しみなこの時期、“ボートレースは観てみたいけれど、ルールや楽しみ方がわからないので、ちょっと……”といった人も多いのでは? そんな中、選手の日常が垣間見られて、レースの見方もわかりやすく解説してくれる、ビギナーにぴったりの情報番組があるということで、お話を聞きに行ってみた。

 その番組「BOAT RACE ライブ 勝利へのターン」は、レースの模様はもちろん、ボートレースをより楽しむための情報発信番組として、日曜日16:00~16:56までBSフジで生放送されている。今回訪ねたのは、その収録スタジオだ。

 この日の出演者は、レギュラー陣に司会の島崎和歌子さん、ボートレースの実況中継アナとしても活躍する堂前英男さん、解説の秋山基裕さん。ゲストは、グラビアアイドルの田代さやかさんと、プロフィギュアスケータ―の八木沼純子さんという顔ぶれだ。司会巧者の島崎さんのリードで、息の合った和気あいあいとしたやり取りから番組は快調にスタートする。

 まず注目したのが、この日に放送されるレース中継の出走予定選手紹介。レース中はヘルメットをかぶっていて見ることができない選手たちの素顔が次々と映し出されると、噂通りのイケメンぶりに思わず目が釘付け……。

「厳しいウエイトコントロールで体重や体型を維持しているボートレーサーは、マッチョなスポーツ体型ではなく、いまどきのシュッとした細身スタイル。男子選手も女子選手も本当にイケメンや美女揃いなんですよ」と記者に耳打ちしてくれたのは、番組プロデューサーの斎藤正一さんだ。

 中でも注目は、ゲストの田代さんも「ガチ元志推し!」と断言する王子様タイプの篠崎元志選手と、渋い大人の魅力を放つベテランの松井繁選手。昨年実施された「イケメンボートレーサーTOP100」投票で1位、2位となったこの2人の激突する注目のレースがこの日の中継だという。

 選手紹介に続いて、元ボートレーサーである秋山さんの解説で、ゲストの田代さんと八木沼さんがレースの行方を予想。「ボートレースに詳しい男性陣のアドバイスで、お気に入りの選手もできた田代さんと、初心者だけれどアスリート視点で予想する八木沼さんの違いも楽しんでもらえたら」(前出・斎藤さん)という言葉通り、様々な要素を自分の知識や重視するポイントごとに分析する様子は、“予想”というより“推理ゲーム”のような印象だ。

 番組中盤にさしかかると一旦レースから離れ、今活躍中のレーサーをピックアップし、ドキュメントタッチで紹介するコーナーもある。レーサーを取り巻く家族や本人の努力、ライフスタイルなどを垣間見ることができる。こうしたレース以外のコンテンツが入ると、メリハリがあってビギナーとしては楽しみやすい。

 そしていよいよ終盤、その日一番の見どころであるレース中継では、イケメンNo.1の篠崎元志選手が堂々の優勝をすると、その圧勝ぶりにスタジオは歓声に包まれた。さらに、フィードバック映像では解説者の秋山さんが「お尻をプリッと上げた篠崎選手のモンキーターンに注目」など、初心者にも楽しくわかりやすい解説を展開。まったくボートレースを見たことがなかった記者も、思わず引き込まれてしまった。

 TV観戦なので超ビギナーでも気軽に楽しめ、技術解説だけでなく、人物もフィーチャーしているからついつい応援したくなる……。今回の取材を通して思ったのは、こうした番組が“ちょっとルールがわかりにくい、他のスポーツにもあればいいのに”ということ。イケメン&美人レーサーに興味を持ったり、この春、ボートレース観戦デビューしてみようかな、と思う人にはオススメの番組だ。

 最後に斎藤プロデューサーと、同番組ディレクターの中澤新さんに、番組を楽しむポイントを聞いてみた。

「お気に入りの選手の成長を応援していく、スピードと迫力あるスポーツとして楽しむ、レースを推理して100円から参加できる予想にチャレンジしてみるなど、いろいろな楽しみ方ができるスポーツバラエティ番組を目指しています」(斎藤プロデューサー)

「ファンでも野球場やF1のレース場にしょっちゅう行くのは大変。レース場に行く前の予行練習に、また現場に行かなくてもボートレースを楽しんでいただける番組作りをしていきたいですね」(中澤新さん)

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン