芸能

田中みな実アナ 場を支配することにかけて右に出るものない

 『週刊文春』3月28日号の「嫌いな女子アナランキング」で、1位に輝いた田中みな実アナ(26・TBS)。一体彼女はなぜそんな評価を得たのか? ライターの仁科友里氏が、「女性ならでは」の視点で田中アナが嫌われる理由を解説する。

 * * *
 ある意味、「男から見ても女に嫌われそうな女子アナ」というのは、相当な覚悟をもってキャラを貫いている。ブリッ子の代名詞・田中みな実アナは、先の「嫌いな女子アナランキング」でV2を達成した。それも彼女には名誉に違いない。

 レストラン取材では、ソーセージを咥えて「黒~い、太~い」と目をぱちくりさせ、セクシータレントの仕事を奪う。そんなこと本物の天然ブリッ子にできるワケがない。もちろん作戦だ。

 その豪腕は、女子アナ嫌いを公言するマツコ・デラックスをもねじ伏せた。

 共演した番組でつれない態度を取られると、女の最終兵器「涙」を使ってマツコを悪者に仕立て上げた。その場を支配することにかけて、ブリッ子・みな実の右に出る者はいない。さしずめ「ピンク色の支配者」である。

 こういう手練れに気をつけなければならないのは男性諸氏のほうだ。「作られたブリッ子」の甘えたフリや歯の浮くお世辞に鼻の下を伸ばしていると、知らず知らずのうちにその他の女子からの評価を落としてしまう。注意されたし。

※週刊ポスト2013年4月12日号

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