春のキャンプで鍛え抜いた選手たちの力と技のぶつかり合いを肌で感じる。これが球場でのプロ野球観戦の醍醐味だ。
しかし、球場の楽しみはそれだけではないだろう。かわいい売り子の笑顔に誘われてビールを飲みすぎてしまうことも、プロ野球ファンにとって至福のひと時だ。
現役売り子の女性・Aさんがいう。
「売り子には、色気があって美人な子、ほのぼの系、癒し系、体力勝負の体育会系ととにかくいろんなタイプがいます。年齢も高校生から30歳以上までバラバラ。
その中でも、“キレイ系”の人は外野席にいるんです。外野席には応援団がいるので、その大所帯をつかむにはやっぱりちょっと色気のあるセクシー系のお姉様が強いってことかなぁ。
売り子は各ビール会社の系列販売会社ごとに採用されていますが、外野席には各社がエース級を投入しているんですよ」
東京ドームではバックネット裏、外野席など売り子の担当エリアが細かく区切られている。
※週刊ポスト2013年4月5日号