【書籍紹介】『夢を売る男』(百田尚樹/太田出版/1470円)
敏腕編集者の牛河原が勤める丸栄社は、自分には才能があると思っている人間から金を巻き上げる自費出版専門の出版社。依頼人をおだてて業績を伸ばしていた牛河原だったが、その前に強敵が現れる。
作家になりたい自意識過剰な人だけでなく、売れない本を出し続けるプロ作家や出版者も徹底して皮肉るブラックな展開が面白い。ユーモラスな作品だが、不況に苦しむ出版界の現状はリアルなので本好きや作家志望者は必読だ。
※女性セブン2013年4月11日号
【書籍紹介】『夢を売る男』(百田尚樹/太田出版/1470円)
敏腕編集者の牛河原が勤める丸栄社は、自分には才能があると思っている人間から金を巻き上げる自費出版専門の出版社。依頼人をおだてて業績を伸ばしていた牛河原だったが、その前に強敵が現れる。
作家になりたい自意識過剰な人だけでなく、売れない本を出し続けるプロ作家や出版者も徹底して皮肉るブラックな展開が面白い。ユーモラスな作品だが、不況に苦しむ出版界の現状はリアルなので本好きや作家志望者は必読だ。
※女性セブン2013年4月11日号