仮出所して早速、働きまくっているホリエモンこと堀江貴文氏ですが、仮出所が決まる数日前、あるIT事情に対するニュースに「情弱な企業もあるもんだね」と苦笑い。収監前から堀江氏が指摘し続けてきた企業のネットリテラシーの低さは、何も変わっていないようです。気になる詳細をメルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.13』より抜粋しました。
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こんにちわ! 『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。ついに御大が仮出所いたしました! 1年9か月ぶりにシャバの空気を吸った御大の今後の活躍をご期待ください。
さて、今回取り上げるニュースはまだ御大が出てくる前のもの。タイムラグがあってすみません(汗)。なんでも、上場企業が公表する前の決算情報などの重要情報が、ホームページを管理するサーバへのアクセスを通じて一部の投資家が閲覧し、株式売買で利益を得ていたというニュースです。
さすがに会社名などは伏せられていましたが、これはとんでもない話です。御大も「バカというか情弱だよねぇ」と苦笑しております。インサイダーで立件できるのかと思いきや、企業関係者からの情報伝達ではないため、インサイダーにはならないそうです。
「『俺はネットなんてわからねぇよ』的、企業幹部のオッサン連中は、自分のバカさ加減を見つめ直し反省すべきだろう。このような、斜に構え、新しい技術をバカにする姿勢がそういうトラブルを増やしていることに」
と呆れている様子。いまだにネットを毛嫌いしている人っているんですかね。ネットはもはや企業活動に欠かせませんから、企業の年配の方でも簡単に扱えるようにすればいいのかもしれません。
「だいたい、FTPでウェブサーバにアップロードすらできないうえに、外注を使っているからこーいうことになるんだよ。ブログでいーじゃんよ。そうしたら、総務部にいるIT弱者で腕に黒いカバー付けてそうなオッサンでも、自分で更新できるっしょ。決算のPDFファイルをアップするぐらいなら」
今や小学生でもブログを更新できる時代ですからね。年配の方も頑張ってほしいものです。