ライフ

OLが嫌う新窓際族 「ウィンドウズ2000」型上司とは

 世間は人事異動シーズン真っ只中。昇格を控えた時期であれば、よりソワソワ度も高くなるもの。でも、蓋を開けたら、「ついに念願の部署だ!」と喜ぶ人がいる一方、「なぜ、あんなところに……」と涙を流す人も。今回はそんな悲喜交々のドラマを覗いてみました。

 * * *
より(28歳・金融):会社って、恐ろしいところよ。転勤を希望すると残され、残留を希望すると飛ばされる……。

けい(30歳・メーカー):だったら最初から希望なんて聞くなよっつー話。ウチも転勤を巡る悲劇が一杯! 上司と不倫してた子が、その上司に飽きられて、地方に厄介払いされたとか。

みき(29歳・印刷):夫婦で勤めてた人が、奥さんが妊娠した途端、地方に飛ばされるとかね。

より:どっちもありがち~。

あき(28歳・広告):そのくせ、よく分かんない理由で昇進してる人が多過ぎ。部長と習い事が一緒だったって、幼稚園かよ!

みき:その裏で、実力ある人が正当に評価されないのがかわいそう。ウチの先輩の「早とちり人事」も気の毒だった。査定期間の成績がずば抜けてたから、今度こそ昇進だろって、その先輩の名古屋支社課長栄転のウワサが流れてさ。後輩一同、「行っちゃうのは悲しいけど、おめでとう」パーティーを盛大に開いてあげたの。で、その翌朝、正式人事の発表を見ると、その先輩の名前も、名古屋のなの字もないw

より:人事異動って、どんな「ハズレ上司」を引くか分かんないのも、またツライよね。

けい:ホントだよ。私が子会社にいた時、派閥抗争に負けた親会社の役員が出向で新社長に赴任してきてさ。そいつ、開発部の研究費名義で数百万円の高級車2台も買わせて、1台は自分で乗り回してたんだから(怒)。

より:役職定年間近のオジサンが部長としてやってくるのも結構イヤだよ。自分じゃアガリと思ってるからやる気ナッシングだし、そのうち部下と立場が逆転することが目に見えてるから、妙に部下に媚びるしさ。

あき:あ~、「ウィンドウズ2000」型上司ね。窓際にいるってのに、ちゃっかり2000万円はもらってるってヤツ!

ちず(27歳・情報):それにしても、男の人って、人事の話が好きだよね。

みき:ってか、集まりゃ、その話しかしない。特に、春は会社中に嫉妬光線が蔓延し、茶坊主が急増するのがコワイ。

より:そりゃもう、サラリーマンの宿命だよ。会社の基本って、「人事が万事」だからさ。

けい:一事が万事、人事が万事! ちげぇねぇ!

※週刊ポスト2013年4月12日号

関連キーワード

トピックス

不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《田中圭に永野芽郁との不倫報道》元タレント妻は失望…“自宅に他の女性を連れ込まれる”衝撃「もっとモテたい、遊びたい」と語った結婚エピソード
NEWSポストセブン
父親として愛する家族のために奮闘した大谷翔平(写真/Getty Images)
【出産休暇「わずか2日」のメジャー流計画出産】大谷翔平、育児や産後の生活は“義母頼み”となるジレンマ 長女の足の写真公開に「彼は変わった」と驚きの声
女性セブン
不倫報道のあった永野芽郁
《お泊まり報道の現場》永野芽郁が共演男性2人を招いた「4億円マンション」と田中圭とキム・ムジョン「来訪時にいた母親」との時間
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された愛子さま(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会で初着物》愛子さま、母・雅子さまの園遊会デビュー時を思わせる水色の着物姿で可憐な着こなしを披露
NEWSポストセブン
不倫を報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁との手繋ぎツーショットが話題》田中圭の「酒癖」に心配の声、二日酔いで現場入り…会員制バーで芸能人とディープキス騒動の過去
NEWSポストセブン
春の園遊会に参加された天皇皇后両陛下(2025年4月、東京・港区。撮影/JMPA)
《春の園遊会ファッション》皇后雅子さま、選択率高めのイエロー系の着物をワントーンで着こなし落ち着いた雰囲気に 
NEWSポストセブン
田中圭と15歳年下の永野芽郁が“手つなぎ&お泊まり”報道がSNSで大きな話題に
《不倫報道・2人の距離感》永野芽郁、田中圭は「寝癖がヒドい」…語っていた意味深長な“毎朝のやりとり” 初共演時の親密さに再び注目集まる
NEWSポストセブン
週刊ポストに初登場した古畑奈和
【インタビュー】朝ドラ女優・古畑奈和が魅せた“大人すぎるグラビア”の舞台裏「きゅうりは生でいっちゃいます」
NEWSポストセブン
現在はアメリカで生活する元皇族の小室眞子さん(時事通信フォト)
《ゆったりすぎコートで話題》小室眞子さんに「マタニティコーデ?」との声 アメリカでの出産事情と“かかるお金”、そして“産後ケア”は…
NEWSポストセブン
逮捕された元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告(過去の公式サイトより)
「同僚に薬物混入」で逮捕・起訴された琉球放送の元女性アナウンサー、公式ブログで綴っていた“ポエム”の内容
週刊ポスト
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン