3月28日、未公開株売買を巡る3億7000万円の詐欺と恐喝未遂の罪に問われていた刑事裁判で、最高裁判所は、羽賀研二被告(51才)の上告を棄却。これで、懲役6年の実刑が確定する。
2007年6月に逮捕されて以降、妻のA子さん(36才)は、不満のひとつも言わずに、献身的に羽賀被告を支えてきた。
「羽賀さんはしばらくして保釈されましたが、仕事はありません。A子さんは家計を少しでも助けようと、夫の代わりにカフェで昼夜問わず働きました」(羽賀被告の知人)
2010年4月に長女(2才)を出産すると、A子さんはすぐに職場復帰して、アルバイトを続けた。2011年3月からは、一家で羽賀被告の故郷・沖縄に移住。彼の実母(80才)が脳梗塞を患い、介護が必要になったためだった。
「結婚当初からお母さんの体調が悪かったため、A子さんはいずれ来る介護生活に備えて、数年前にヘルパー2級と重度訪問介護従業者という介護資格を取っていたそうです」(前出・羽賀被告の知人)
介護と子育てに明け暮れる一方で、A子さんは沖縄でも飲食店で働いている。
「羽賀さんが日雇いバイトをするなど、できるだけサポートをしてますが、それでも大変な毎日でした」(前出・羽賀被告の知人)
判決から2~3週間後に呼び出しがかかり、羽賀被告は収監されることになる。その後は、A子さんの肩にすべてがのしかかる。
「離婚は全く考えておらず、羽賀さんが帰ってくるまで、待ち続けると決めたようです」(前出・羽賀被告の知人)
※女性セブン2013年4月18日号