数々の修羅場をくぐり抜けてきたジャーナリスト・山路徹さん(51才)が、女性セブン読者のお悩みにズバリ回答。今回は、夫のパンツがどうも気に食わないという女性からのお悩み。
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【読者のお悩み】
夫は昔から白ブリーフ派。お風呂あがりにパンツ一丁で歩き回るので、高校生の娘は「きもい」と大ブーイング。私も、汚れが気になるし、洗濯したくありません。それなのに夫は「男は黙って白のブリーフだろ」と言います。私がボクサーパンツを買ってもはいてくれないし。どうしたらいいですか?(41才・会社員)
【山路徹のアドバイス】
白ブリーフですか。そういえばぼくも小学生の頃はいていました。でもトランクスやボクサーパンツのほうがおしゃれなデザインのものが多くて、大人になるとブリーフは卒業しました。トランクスやボクサーパンツのほうが断然、女子受けもいいようですし、こちらのはき心地もなかなかいいものですよ。
長らく白ブリーフをはいていないので、適切なことは言えませんが、おそらくだんなさんは強いこだわりを持っているのでしょう。「白=清潔感」、「子供のころからはきなれている」、「ブリーフはふんどしに見た目が似ているから男の象徴」、など理由はいろいろあるでしょう。
だんなさんの真意のほどはわかりませんが、あなたが言うとおり白ブリーフはどうしても黄ばみが気になります。小学生の男の子ならいざ知らず、成人男性の白ブリーフの黄ばみは決して褒められるものではありません。思春期の娘さんにとっては目のやり場に困ることでしょう。
はき心地の問題だけなら、まずは白以外のブリーフをあなたが買ってはいてもらえばいかがでしょうか。既婚男性は自分で下着を買う人は少ないでしょうから、下着を買うのはあなたの役割なのでは? それならばあなたが主導権を握っているはずです。
今はブリーフでも柄物や黒や紺色のデザインのものがたくさん出ています。とはいえ、いきなり奇抜なデザインだと受け入れてくれない可能性もあるので薄いブルーやグリーンなどさわやかな色を選んでみてはいかがでしょうか。
それなら見た目もおしゃれだし、汚れも目立たない。それでもだんなさんが白ブリーフにこだわるようなら、もうそれは一種の“癖”として、受け入れるしかない。大きな迷惑をかけているわけでもないですし、まあ、目をつぶるしかないですね。
※女性セブン2013年4月25日号