言い難いことを伝えたいけど、相手を悪い気分にさせたくない…そんな状況は誰にでもあること。そんなとき何よりも重要なのは、どんな言葉を選ぶかだ。
たとえば、ママ友が参加したくないイベントに誘われたとき。その場で断りづらい場合に、「主人に聞いてみないと」「子供のスケジュールを確認してから」というフレーズがよく使われる。しかし、話し方研究所会長の福田健さんはこういう。
「即答できないからといって、返事を先送りにすればするほど断りにくくなります。断るなら、理由を添えて態度をはっきりさせ、曖昧な言い方はしないことです」
「行けそうだったら行く」「調整してみます」は、行くのが前提のフレーズで、断るのが前提の場合にはしてはいけない表現。断りにくいからと言い訳をくどくど言い、結局YESなのかNOなのか最後まで言わない場合、相手をイラつかせ、トラブルに発展することもあるという。
※女性セブン2013年4月25日号