SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が一般化するなかで、個人情報の問題など、一定のインターネットリテラシーがないままにSNSで発信する姿も見受けられる。
未成年が飲酒運転したことをツイートしたり、SNS上でイジメ告白をするなど、自ら罪を公開して炎上するパターンも珍しいものではない。こうした、いわゆる「犯罪自慢」まではいかずとも、男子には理解できない女子のツイートがあるというのは都内の大学に通うカネダ氏(21歳)とサイトウ氏(23歳)だ。
まずカネダ氏は、女子の『生理』に関するツイートについて疑問を感じるという。
「自分が一番理解できないのは、ツイッターに『生理なう』『生理つらたん』などとつぶやくことです。たとえ美人モデルがつぶやいていたとしても気分悪いのに、興味もない女友だちの『生理なう』情報なんて、不愉快以外の何ものでもない」
この発言を受けてサイトウ氏は、女子の性的なつぶやきを目にすることが多くなったと話す。
「今話してくれた『生理なう』もそうだけど、自分自身の生理的な問題とか、性的な話をつぶやいてしまう女の子って多いんですよ。自分のタイムラインでも『生理痛辛いよぅ』とかよく見かけますが、もっと嫌なのは『私どうせ処女ですけど何か』『はやくセックスしたい(笑)』とかいうツイート。そういうのって、結局なにをアピールしたいのか分からない」(サイトウ氏)
女子はなぜこうしたつぶやきを投稿してしまうのか、2人はこう分析している。
「多分、こういうツイートをしてしまうのって、『2ちゃんねる』なんかに慣れ親しんでなかったからだと思います。匿名の掲示板で叩かれている人を見たり、炎上している様を見て学習していたら、自分を客観的に見ることができるはずですからね」(カネダ氏)
「たしかに『2ちゃんねる』とかを見たことがない子なんだな、という印象は受けますね。情報発信とか個人のメディア化とか簡単に言われているけど、他人が見て不快になったり、炎上してしまうような内容に鈍感すぎることは問題だと思います」(サイトウ氏)
無意識に投稿してしまうつぶやきで、実は自分の意中の男性を“ドン引き”させている可能性もありそうだ。
ちなみに「うんこなう」という言葉をツイートしている人が瞬時に分かるサイト「うんこなう監視所」(http://kkc-factory.tumblr.com/unko)というサイトも存在する。