元総務大臣の竹中平蔵氏(現、慶応大学教授)が産業競争力会議の会合で言い放った「埋蔵金」発言が賛否を巻き起こしておりますが、ホリエモンこと堀江氏は「鋭い!」と竹中氏に全面的に賛同しているようです。かつて二人は「日本経済再生論!!」なるイベントを開き、日本経済の問題点や改善点を語ってきた仲。合い通じるところがあるのでしょうか。この詳細を彼のブログの編集者がメルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.15』で明かしております。
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こんにちわ。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。御大は仮出所して以降、いろんな方から連絡をうけている様子。なんでも、先日は深夜に某お方からお電話をいいただいたようで……。
「午前3時起きだったのに、1時くらいに某W田Aキ子さんに電話で叩き起こされ、結局目が冴えてしまい1時間くらいしか寝られなくて超グロッキー」
さて、気を取り直して今週もニュースをズバッと斬ってもらいましょう。
4月上旬、政府の成長戦略を話し合う産業競争力会議の会合に、民間議員として出席した竹中平蔵・慶応大学教授はこんな見通しを示しました。「空港や地下鉄の運営を民間に任せれば、数十兆円規模の『埋蔵金』を掘り出せる」と。
競争力会議の試算では、空港や高速道路、上下水道といった公的な資産の総額は約185兆円。負債を差し引いても約100兆円の価値があるとのこと。こうしたインフラなどの「運営権」を売却すれば、「最低でも数十兆円になる」(竹中教授)というのです。
「やはり、竹中氏は鋭い視点でわかりやすく攻めてくる。これは嫌われるというか嫉妬されるはずである。本当に既得権にぬくぬくとしている輩にとっては、忌むべき敵なのだろう」
御大も竹中氏の視点には賛同しているようですね。さらに竹中氏の言葉選びにも御大は目を光らせています。
「『埋蔵金』というワードを使うところにポイントがある。ただの『民営化/民間委託』なんだけど、それだけだとメディアも国民もとっつきが悪い。だったらもっと直接的なワードを使えってことだ。『民営化して何がよくなるかわからん』とかメディアや国民が言っていたりするのに、こういう言い方はよい」
埋蔵金っていうと、徳川埋蔵金とかよろしく「結局、出ねえじゃねえかよ!」となりそうで怖い気もしなくもないですが……。