国内

堀江氏 竹中平蔵氏の埋蔵金発言に「嫌われるはずだ」と納得

 元総務大臣の竹中平蔵氏(現、慶応大学教授)が産業競争力会議の会合で言い放った「埋蔵金」発言が賛否を巻き起こしておりますが、ホリエモンこと堀江氏は「鋭い!」と竹中氏に全面的に賛同しているようです。かつて二人は「日本経済再生論!!」なるイベントを開き、日本経済の問題点や改善点を語ってきた仲。合い通じるところがあるのでしょうか。この詳細を彼のブログの編集者がメルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブンVol.15』で明かしております。

 * * *
 こんにちわ。『堀江貴文のブログでは言えない話』担当の編集Sです。御大は仮出所して以降、いろんな方から連絡をうけている様子。なんでも、先日は深夜に某お方からお電話をいいただいたようで……。

「午前3時起きだったのに、1時くらいに某W田Aキ子さんに電話で叩き起こされ、結局目が冴えてしまい1時間くらいしか寝られなくて超グロッキー」

 さて、気を取り直して今週もニュースをズバッと斬ってもらいましょう。

 4月上旬、政府の成長戦略を話し合う産業競争力会議の会合に、民間議員として出席した竹中平蔵・慶応大学教授はこんな見通しを示しました。「空港や地下鉄の運営を民間に任せれば、数十兆円規模の『埋蔵金』を掘り出せる」と。

 競争力会議の試算では、空港や高速道路、上下水道といった公的な資産の総額は約185兆円。負債を差し引いても約100兆円の価値があるとのこと。こうしたインフラなどの「運営権」を売却すれば、「最低でも数十兆円になる」(竹中教授)というのです。

「やはり、竹中氏は鋭い視点でわかりやすく攻めてくる。これは嫌われるというか嫉妬されるはずである。本当に既得権にぬくぬくとしている輩にとっては、忌むべき敵なのだろう」

 御大も竹中氏の視点には賛同しているようですね。さらに竹中氏の言葉選びにも御大は目を光らせています。

「『埋蔵金』というワードを使うところにポイントがある。ただの『民営化/民間委託』なんだけど、それだけだとメディアも国民もとっつきが悪い。だったらもっと直接的なワードを使えってことだ。『民営化して何がよくなるかわからん』とかメディアや国民が言っていたりするのに、こういう言い方はよい」

 埋蔵金っていうと、徳川埋蔵金とかよろしく「結局、出ねえじゃねえかよ!」となりそうで怖い気もしなくもないですが……。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン