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AKB総選挙 ルール改正で握手会に強いメンバーに有利の指摘

 今年で5回目を迎えるAKB48選抜総選挙(開票イベントは6月8日)。今回、投票ルールが一部改正されたが、その影響が順位に出るのではないかと指摘されている。

 AKBのCDには通常版と劇場版があり、これまでの総選挙では通常版CDにしか投票券がついていなかったが、今回初めて劇場版にも投票券がつく。劇場版とは「キャラアニ.com」というネット通販サイトのみで購入できるCDだ。

 通常版とはどう違うのか?

「通常版(初回分)には“全国握手会”の握手券がついてきます。この握手会、メンバーが各都市を周りますが、直前まで誰がくるのかはわかりません。しかも、握手できる時間はわずか2、3秒と短い。一方、劇場版には“個別握手会”の握手券がつく(握手券がつかない生写真封入タイプも選択可)。こちらは抽選に受かれば必ず好きなメンバーと握手できる。しかも、5~10秒と全国握手会よりも時間が長いんです」(アイドルライター)

 上限はあるものの、推しメンと握手するため劇場版をひとりで何枚も申し込むファンも多い。通常版を買い求めるファンと比べ、熱狂的なファンが買う傾向にあり、握手会人気の高いメンバーの握手券は毎回、争奪戦になる。今回の総選挙では、そうした熱狂的なファンの票が投票結果に大きく反映されるとみられているのだ。

「これまでの総選挙では劇場版CDの分は一切、カウントされていなかった。その票数は、全体で数十万票といわれています。この票が今回すべてカウントされるわけですから当然、全体の票数は伸びるでしょうし、その中で有利になるのは握手会人気が高いメンバーです。AKBでは柏木由紀、大島優子はもちろんですが、SKEでは松井玲奈、NMBでは渡辺美優紀の握手券は毎回、申し込みが殺到しますから、今回は彼女たちの票が上積みされる可能性があるでしょうね」(アイドル雑誌編集者)

 すでに劇場版の人気メンバーの握手券の申し込みは終了しているが、複数枚申し込んだファンも多いとみられる。注目の投票は5月21日からスタートだ。

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