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面倒くさがりな人でもお金が貯まる4つの方法をFPが解説

 生きていく上で必ず必要なのが“お金”だが、ついつい「ま、どうにかなるさ…」などと考えがち。そのような“面倒くさがりタイプ”の人は、どのようにしたらお金が貯まるのだろうか? フィナンシャルプランナーの花輪陽子さんに聞いてみた。

【1】ケータイの不要サービスは即、解約を

 ケータイを契約する際、店員に言われるまま、よく理解せずに付けている安心保証などのオプションサービス。「サービスひとつは月数百円でも、数が増えればかなりの出費。こういったサービスは、自分から解約しない限り、数年間そのままというケースも多いのです。使用していないことに気づいた時が“解約時”。すぐにケータイショップに出向いて!先延ばしはNGです」

【2】時間外の210円はNG。ATM手数料は0円で

 気にするかしないかでけっこう差が出るのがATMの手数料。平日の昼間なら0円で済むものを、夜間におろしたばっかりに210円取られることも。「1週間に1回手数料を払ったとすると、1年間で約1万円もの手数料を払う計算。この無駄をなくすこと。ゆうちょ銀行の総合口座やネット銀行なら手数料は基本的に無料。都市銀行も、口座の残高によっては無料になるなど、銀行によって違いがあるので、一度チェックを」

【3】ワンメーターだからは無駄の始まり

 最寄りの駅から自宅まで「ワンメーターだから」と、使ってしまうタクシー代。いつもより帰宅が遅くなった、荷物が多い、雨だから、疲れた…と、なにかと理由をつけるから、財布のひもが緩んでしまう。「緊急時など以外にタクシーを使うのは贅沢。ワンメーターなら、歩くのにも適当な距離ですから、健康のためにも利用は控えましょう」

【4】ずっと前にかけていた保険は一度、内容の見直しを

 家族構成や年齢の変化とともに最適な内容が変わる保険。しかし、結婚後や就職後もそのままの契約で見直していないという人も多い。「毎月払う保険料を見直せば、家計の節約につながります。今の家計が苦しいなら、必要な死亡保険と火災保険くらいにとどめて、あとの保険は解約するのも手。浮いたお金を貯金に回して、病気になったときのリスクに備えてもいい。家族でよく相談して」

※女性セブン2013年5月9・16日号

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