武井咲とのドラマ共演や事務所移籍、ストーカー問題など、話題の絶えないセクシータレント・壇蜜。その最大の魅力のひとつが、カラダ。露出の多い衣装をまとってエロスを醸し出すそのカラダを、どう活かしているのか。Kindle版も発売された話題の著書『蜜の味』(小学館)の中で以下のように語っている。
* * *
私の身長は157センチ。テレビではもっと大きく見えるらしく、初対面の人からは、「テレビで観るよりも小さいですね」と言われることがほとんど。肌を露出しているせいで、目立つのかもしれません。
バスト85センチ、ウエスト60センチ、ヒップ89センチ。これが私のスリーサイズです。一見して、ヒップの大きさが目立ちます。アケビのようなフォルムをしたボディです。高校生ぐらいには、ほぼ“完成”していました。
ヒップは、中学生のときから大きかったので、コンプレックスに感じている時期もありました。グラビアを撮影するときも、全体のバランスと比較してヒップが大きすぎると思っていて、自信のなさの原因のひとつとなっていました。でも、思い切ってヒップを出してみると、これがカメラマンにも褒められたりして、「私の大きなお尻の使いみちは、これだったか」という、感慨に耽りました。
子供のころは、お尻が大きなことがイヤでしたが、グラビアを撮るようになってからは、褒められることがあって、嫌いじゃなくなりました。自然界は、ムダなところがないようにできているんですね。
私、このことは最初にウナギから教わりました。ウナギって長すぎると思いませんか。子供のころにウナギを知ってから、しばらく、なんであんなにムダに長いんだろうって、ずって考えていました。
でも、ウナギを食べるようになり、しかも大好物になると、ウナギの長さのお陰で、1匹から蒲焼きが何人分もとれると分かり、それはあの長さのお陰なんだなと。それで、自然界にはムダなもの、意味がないものはないことを知ったのです。ウナギ自身はそんなこと知らないだろうけど。
自分のお尻の最近の活躍ぶりで、久しぶりに思い出しました。
※壇蜜・著『蜜の味』(Kindle版)より