あの事故から1年2か月──。
「たまにぼくの夢にまで出てくる腐れ縁なんでね。慌てなくていいから、気が向いたら来てよって」
人気料理番組『太一×ケンタロウ 男子ごはん』(テレビ東京系)で、共演していたTOKIO・国分太一(38才)は4月発売の『男子ごはんの本 その5』(MCO刊)で、料理家のケンタロウさん(40才)への思いを、そう語っている。
2012年2月、首都高を大型バイクで走行中に転倒、6m下の道路に転落し、両脚と頭蓋骨を骨折する重傷を負ったケンタロウさん。一時は意識不明となり、生死をさまようほどだった。そんな彼をつききりで献身的に看病しているのが、ライフスタイリストで、妻の大谷マキさんだ。ケンタロウさん愛用の包丁を製造している刃物店『かね惣』店主・平野惣一さんが言う。
「奥さんは、病院に通いやすいように、神奈川・葉山の自宅から、都内のマンションに引っ越したそうです。病院と自宅を往復する毎日だそうです」
そしてマキさんと二人三脚で事故の後遺症と闘ってきたケンタロウさんは、奇跡の回復を遂げていた。
「まだ病院での24時間体制介護は必要だけれど、当初意識不明状態だったのが、意識も戻って、リハビリもできるようになっていると聞きました」(前出・平野さん)
事故発生直後は、管がつながれ、意識もはっきりせず、動けないし、言葉も出なかったが、今では会話ができるようにまでなったという。
「片言ではあるようですが、病室では奥さんと会話もできるようになったみたいです。食事も、自分の手でスプーンやフォークを使って、口元まで運べるほどに回復しているそうです」(前出・平野さん)
※女性セブン2013年5月9・16日号