初回視聴率21.4%(1月6日)と好調な滑り出しと思われたNHK大河ドラマ『八重の桜』。しかし、瞬く間に視聴率は落ち込み、最新話では13.8%(4月21日)と危険水域に近づいている。勝手に救済策を考えてみよう。
『おっぱいバレー』は、『八重の桜』主演の綾瀬はるかの出世作となった映画の一つ。優勝したらおっぱいを見せてあげると部員に約束した女教師の物語である。
テレビコラムニストの今井舞氏が視聴率回復の鍵としたのは、奇しくも「男の乳首」だった。
「オープニング映像は女性が戦場で戦うテレビゲームみたいな雰囲気で、なんか面白そうだなァって感じだったんですけどねぇ。あの合戦シーンのみの出オチというか、その準備のために練られた感があります。でも、合戦シーンまで待ってられないですよ。
こうなったら出演者に肌を露出してもらって、サービス濃厚な大河ドラマにするしかないでしょう。綾瀬や黒木だけでなく、筋肉ムキムキの体で話題になった西島秀俊はじめ男の乳首をどんどん出す。
4月開始の新ドラマ『ダブルス』(テレ朝)では伊藤英明と坂口憲二が脱ぎまくり、乳首大サーカスみたいなはっちゃけぶりで高視聴率(初回15.8%)をとっています。お茶の間では男の乳首に需要があるんじゃないですか。日曜8時にNHKにチャンネルを合わせればいいことがある──ってパブロフの犬みたいにオジサンオバサンに印象づけちゃえばいいんです」
真木ようこの入浴シーンが大きな話題を呼んだ『龍馬伝』(2010年)の再現なるか。
※週刊ポスト2013年5月17日号