視聴率では振るわないTBSだが、女子アナたちの酷使ぶりでは他の追随を許さない。
『サンデージャポン』で、ソーセージをほおばりながら「太~い」「黒~い」と言ってのけた田中みな実アナ(26)しかり、汚れ役を厭わない風土がある同局だが、とうとう「女子アナが嫌がる姿」をネタにした番組まで作ってしまった。水曜深夜に放送中の『女子アナの罰』なる番組だ。
女子アナたちが様々な企画やゲームを行ない、最も成績が悪かった女子アナは、とてつもない罰ゲームをやらされるハメになる。たとえば小林悠アナ(27)は、ちょびヒゲ、禿げかつらに金太郎のコスチュームという「アホの坂田」の格好で、赤坂サカスを練り歩くことに。
居合わせた吉川美代子・解説委員には、“局アナは災害報道したり、毅然として報道しなきゃいけないんだから、プライドを持たなきゃダメ”と叱られるなどもうサンザン。番組の企画に乗せられただけなのに…。
また『Nスタ』出演中の加藤シルビアアナ(27)は、出社時の私服のファッションチェックで最下位になるという辱めを受けた上、罰ゲームとしてバルーンドレスに金髪のウィッグを付けてレディーガガのコスプレをやらされる。
そのうえ、サカスのTBSストアに入り、「加藤ガガビアのグッズありますか?」と店員に質問し、居合わせた子どもたちにおかしな人扱いまでされてしまった。
「元気のないTBSですが、この番組は深夜にもかかわらず好調。罰ゲームでの女子アナの恥ずかしい姿を集めたDVDもバカ売れしています」(TBS社員)
視聴率と会社の利益のためにどこまでも吸い取られる女子アナたち。誰もがうらやむ高給取りで、タレントや一流アスリートと浮き名を流せる…そんな華やかなイメージはすでに虚像となりつつある。
※週刊ポスト2013年5月24日号