5月上旬のある日、矢口真里(30才)は名古屋にいた。4月から始まった新レギュラー番組『ゴゴスマ』(CBC)の生放送出演のためだ。番組が終わると、新幹線で東京へ。品川駅で降りた彼女は、マネジャーと別れると、ひとりタクシーに乗り込んだ。向かった先は、夫である俳優・中村昌也(27才)と暮らしているはずの高級タワーマンションではなく、彼女の実家から徒歩1、2分のところにある小さなマンションだった。
「そこは矢口さんの“新居”なんです。今年に入ってから夫婦関係がぎくしゃくしていて、この3月末に矢口さんが家を飛び出し、部屋を借りてひとり暮らしを始めたんですよ」(矢口の知人)
家賃12万円ほどというそのマンション近くのスーパーでは、矢口のこんな様子が目撃されていた。
「この1か月ぐらい、矢口さんをよく見かけるようになりました。最初は実家も近いから里帰りでもしているのかなと思ってましたけど、夜中に生活用品を買い込んで、実家とは別のマンションに入っていくのを見てしまって…」(近所の住人)
女性セブンは、名古屋帰りの数日後にも、矢口が大きな荷物と買い物袋を抱えて帰宅する姿を目撃している。
現在も4本のレギュラー番組を持ち、モー娘。卒業生の“勝ち組”のひとりである矢口。だが中村は、情報番組『PON!』(日本テレビ系)に月曜日レギュラーとして出演してはいるものの、本業である“俳優”業では、たまに脇役としてドラマや映画に出演する程度で、いまだ代表作には恵まれていない。そんな“格差”は大きくなる一方で、夫婦関係に大きな歪みを生むことに…。
「矢口さんは、将来を考えたときに“俳優”として、なかなか芽が出ない中村さんに不安を覚えたみたいで、“仕事が順調な今のうちに、自分が稼げるだけ稼いでおかなきゃ!”という思いが強くなったそうです。それには“蓄えがあれば、今後、夢を追う夫を応援できる”という献身的な思いもあったんです」(前出・矢口の知人)
しかし、そんな矢口の思いは中村には伝わらなかったようだ。
「中村さんは早く子供が欲しかったみたいで、矢口さんに“仕事をセーブして子づくりしよう”と相談したそうなんです。でも彼女は“今は子づくりより仕事”という考えで、意見が食い違い始めて、次第に夫婦喧嘩が増えていったようです」(前出・矢口の知人)
昨年11月、夫婦で出席したイベントでも、報道陣から子づくりについて聞かれた矢口は、「来年(2013年)頑張ります!」と宣言していた。これを覚えていた中村は、今年に入ってから矢口にこんなことを言ってしまったという。
「“去年、『子供は来年』って言ってたよね? 年明けたけど、どう?”って冗談っぽく聞いたそうなんです。しかし、矢口さんは考えなしに“子供、子供”と駄々をこねる彼の無神経なその言葉に、ついにはキレてしまったみたいで、大喧嘩の末、家を飛び出したんです」(前出・矢口の知人)
そして矢口が家を出た後、中村も夫婦で暮らしていたマンションを出て、賃料の安いマンションを借りて、ひとり暮らしを始めていた。本誌は、このマンションから仕事に行く中村の姿も確認している。妻を頼りたくないという彼なりの“プライド”なのだろうか…。
※女性セブン2013年5月30日号