リボンにレース、ふんわりスカート…。今でこそ大人女子の定番になっているけれど、ほんの10年くらい前まではそんな“かわいい”アイテムは、せいぜい20代までの女性たちの特権だった。
「女のコに生まれてきたんだから、いくつになってもかわいいものが好き」
今から10年ほど前、梨花(39才)がそう声を大にして言い、お手本スタイルを見せてきてくれたからこそ、多くの女性は・大人かわいい・生き方を歩んでくることができた。その梨花が、5月6日、自身のブログで、「大人かわいい」や~めた、と宣言。彼女のブランド『メゾン ド リーファー』も、ガーリーからシンプルに大幅リニューアルすることが明かされた。これには、R40の“梨花信者”たちの間に激震が走った。
「今さらシンプルって言われてもどうしよう…」(43才・パート)
「シンプルで素材がいいものは昔からあるわけで…。彼女が素敵なガーリースタイルを提案してくれたから、私たちも、40才過ぎたってかわいくしてもいいんだって思えたのに…」(45才・主婦)
しかし、突然と思われるこの卒業宣言、実は少し前から梨花は大人かわいいに違和感を抱いていたのだ。
それは、梨花が3才年下の一般男性と結婚した2010年ごろからのこと。当時のインタビューでは、最近目指す女性像が変わって、ガーリーな自分に対しての反抗期だと語っていたことがあった。結婚をきっかけに、なりたい自分に変化が表れたというのだ。
そんな梨花の思いは翌2011年の長男(1才)出産により決定的なものになっていったようだ。梨花はこんなつぶやきをしていた。
<チビ君といるとハットは飛んじゃう! スカートはパンツ丸見えな…現状…>
梨花を知るファッション誌関係者はこう話す。
「仕事をしながら子育てをする毎日の中で、彼女が着たいと思う服が変わっていったことが大きいようです。“大人かわいい梨花”は周りに求められていたスタイルで、そこに葛藤もあったようですし。40才という節目もあり、これからは、自分らしさを大切に生きていきたいと思ったんでしょう」
※女性セブン2013年5月30日号