ビッグダディこと林下清志さん(48才)の著書『ビッグダディの流儀』(主婦と生活社刊)は、発行部数10万部に迫る勢いで、前妻・美奈子さんの著書『ハダカの美奈子』(講談社刊)は、20万部を突破したという。
清志さんはこの4月から故郷である岩手県盛岡市で『ほねつぎ盛岡屋』を開業し、4人の子供とともに新生活をスタートさせた。生活は楽ではなくギリギリというが、本がこれだけ売れたなら、印税も入ってくるわけだし、今後は経済的にも楽になるのでは?
しかし、それについて清志さんは、深刻な表情でこう話す。
「3月に預金を差し押さえられちゃったんだよ。岩手に家を探しにきていた時に、金がなくなったんで預金をおろそうと思ったら、残金が“0”になっていた。“いくらなんでも、0はねえだろ”と思って記帳したら、カタカナで『サシオサエ』って印字されて出てきたの。初めてみたよ、そんなの…」
税金の未払いが2年も続いたことが原因だった。清志さんの未払い額は、100万円にまで膨らんでいるという。
「そんな中で出版社から本の話があったんで、ラッキーでした。本の印税で返せそうだからね。おれの人生いつもそう。なんとかなるんだよ」(清志さん)
一方、宮崎県日南市に移り住んだ美奈子さんは、1才の蓮々ちゃんがいるため、昼間は働くことができず、夜の居酒屋のアルバイトでなんとか生計を立てているという。
「時給750円で、月給は10万円ほどだそうですが、彼女は調理師免許も持ってるし、即戦力としてすごく頑張ってるって評判です。今は本のサイン会で全国を回るから少しお休みしているみたいですけどね。普段は、近所の100円ショップで日用品を買っていくのを見たことがありますし、質素に暮らしているんじゃないですか」(近所住人)
こちらも印税で家計がうるおうことは間違いないが、先の書籍発売イベントでは「(印税は)子供たちのために使いたい」とコメントしている。
「美奈子も子供たちのために、本当に頑張ってるみたいです。5月12日の母の日には、うちの子供らが美奈子にプレゼントを贈ったんです。彼女に似合いそうな十字架のネックレスを、きょうだいでお金出し合って買ったんですよ。気に入ってくれるといいなぁ」(清志さん)
※女性セブン2013年5月30日号