バラエティー番組で活躍中の杉村太蔵・元衆議院議員(33才)が、女性セブン読者のお悩みにアドバイス。今回は、息子に部活をやらせたいというお母さんからの相談です。
【読者からの相談】
今年、高校生になった息子ですが、勉強を頑張っているわけでもなく、部活動にも消極的です。「何か部活でもやれば?」と言っても「めんどくさい」と。親としては充実した高校生活を送ってほしいので、何か部活をやってほしいのですが…。太蔵さんは学生時代、テニスで活躍し、テレビでもその腕前を披露していますが、どうか息子にアドバイスをください。(47才・契約社員)
【杉村太蔵のアドバイス】
私自身の経験からすると部活動をしていちばんよかったと思えるのは、一生の友達を得たことです。社会に出て立場は違えどもいつまでも、バカが言える仲間ができたのは部活で一緒に汗を流したから。おそらく総理大臣だって、学生時代ともに汗を流した仲間同士ではお互い「お前」と呼び合える存在でしょう。
次にスポーツをしている奴はモテます。私が学生時代にダブルスを組んでいた相手はSMAPの香取慎吾さんによく似たイケメンで、女子からは圧倒的な人気がありました。今は見る影もありませんが(笑い)。お子さんに「部活をするとモテるわよ」と言ってあげることも大事かもしれません。
スポーツに限らずひとつの目標に向かって頑張った人間は“強い”。私はテニスができたことで証券会社に勤めていたとき、お得意先から「テニスをやろう」と誘われ、ずいぶんかわいがってもらいましたし、議員になってからもテニス好きの大臣からお誘いをいただくようになりました。最近でも現役の大臣からお声をかけていただいています。
5月ですから高校生活は始まったばかり。とにかくいろんな部活の見学に行って、ピンときたものにトライしてみるように言ってみてはいかがでしょうか。まだ高校生の息子さんにどんな能力が眠っているかわかりません。意外な才能が開花するかもしれませんよ。
※女性セブン2013年5月30日号