「いつやるか? 今でしょ!」のフレーズで一躍時の人となった東進ハイスクール、現代文講師の林修氏。CMのみならず様々なメディアから引っ張りだことなっているが、予備校で林氏の講義を実際に受けていた教え子たちは、現在の活躍をどのように感じているのだろうか。
現在、早稲田大学在学中で、高校3年時に林氏のDVD授業を受講していた男性A氏(22歳)は、こう語る。
「自分が受講していたのは『ハイレベル現代文』でしたが、今から思えば大学レベルの授業で、本当にハイレベルな内容でした。そうとう鍛えられたと思います。もちろん当時から超人気講師でしたが、他にもCMに出ていた先生はたくさんいたので、まさか林先生だけこんなにブレイクするとは思いませんでした。
授業を受けていた時は、すごく厳しい先生で笑顔を見せなかった。今テレビで楽しそうに笑ってらっしゃるので、それを見ると『林先生も笑うんだ』とほっこりしてしまいます(笑)」
現在、東大の大学院に通う女性Bさん(24歳)は、林先生の授業をこう振り返る。
「林先生の授業は、東進の講座の中でも、とくにストイックでハイレベルな印象が強かったです。正直、ギャグをいったりするわけでもないので楽しかったわけではありませんが、知的好奇心を満たしてくれるような教え方でした。
いわゆる『悪問』といわれるような質の悪い入試問題を扱うときは、ボロクソに批判をするところがカッコ良かったです。LINEで林先生の『今でしょ!』スタンプが登場したときは、『キター!』という感じで、使いまくりました(笑)」
林先生は、教え子たちからの評判も上々のようだ。