国内

先生に怒られた時のために子供にICレコーダー持たせる親も

 相手が浮気するかどうかを事前に調査する「ブラックメール代行業」、女性と交際したいという男性の依頼を受け、工作員があの手この手で、女性が依頼者に好意を抱くように仕向ける「くっつけ屋」──。

 あなたの職場や近所に渦巻く黒い感情は謀略となって、ある日、突然襲いかかる。都内某所に事務所を構える、ある探偵会社には、こんな怒り心頭の主婦が訪れたという。

「反りの合わないママ友に自らの過去をネットで調べ上げられ、キャバ嬢をしていた事実を掴まれてしまった。その情報を皆に流され、村八分にされた」

 復讐は連鎖する。その主婦が探偵社にお願いした依頼は、「自分を嵌めたママ友の過去を暴き、やり返したい」といったもの。さすがに、私怨の色が濃すぎたことから、探偵社も依頼を断わったという。人集まるところに謀略あり──。都内の私立小学校の関係者がこんな体験を明かしてくれた。

「最近では学校に通う子どもにICレコーダーを持たせ、学校での担任の発言を逐一録音させている保護者までいます。そして、自分の子供が怒られた際、その一部を切り取って『暴言教師だ』と学校を告発するんですよ」

 会社でも、こっそりレコーダーを仕掛けライバルの発言を録音している者が結構いるという。恐ろしい世の中になったものである。

※週刊ポスト2013年5月31日号

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン