東京ビッグサイトで開催された「ビューティーワールド ジャパン」の最終日、5月15日(水)の午後に、「トークショー ~夏小顔メソッド~」がおこなわれた。夏の小顔をテーマに、タレントの小倉優子さん、「おぐねえ」の愛称で人気のヘアメイクアップアーティストの小椋ケンイチさんが美と健康について語り合った。
会場に小椋ケンイチさんと小倉優子さんが姿を現すと、一児の母となっても変わらぬ愛らしさの“ゆうこりん”に満員の場内からは「かわいい~!」の声が。「ダブルオグラって、珍しいわよ」と小椋さんが言うとおり、二人とも名字が“オグラ”。ややこしいので、この日は“ゆうこりん”と“おぐねえ”と呼ぶことにしてトークショーはスタートした。
続けて、アドバイザーとして美容家で「小倉優子のビューティ宣言 がんばらないでキレイになる!」(実業之日本社)の監修もつとめた「ベル ルミエールエステ事業部」の大湾祐三子さんも加わり、さっそく話題は今年のメイクのトレンドに。
「今年の夏のメイクは、久しぶりに口もとで女性らしさを表現しているの」とおぐねえ。目力重視でアイメイクを厚めにする一方、口もとはナチュラルな色、グロスだけで口紅はつけないという程度のメイクが続いていた。ところが今夏は、バブル期以来、約25年ぶりに色のついた口紅がトレンドとなっている。
服装が軽くなり露出が増える夏になると、体型やむくみが気になるもの。ゆうこりんも「若いころはストイックな、全然食べないようなダイエットもしました。でも、リバウンドがひどくて。今は三食きちんと食べて、そのうえでキレイでいようとしています」
無理なダイエットは禁物だが、流行の夏向けメイクが似合うには、やはりすっきりした小顔でありたいもの。そこで、まずは自分の顔の点検をするため、耳の上、側頭筋に美顔器をあてて転がしてくださいと大湾さんがすすめると、「ちょっと痛いわ」とおぐねえ。
痛いと聞いた大湾さんからは「インナーマッスルが弱っていますね」との指摘が。顔の筋肉はインナーマッスルが表情筋を支える構造になっていて、インナーマッスルが弱るとほうれい線が深くなったり、顔が大きくなる原因になる。
続けて大湾さんから、今年の春に発売された、マイクロカレント(微弱電流)が発生する美顔器としてはもっとも小型化されたローラーヘッドをもつ小顔対策・美顔ローラー「ジョリプラ」の効果的な使い方がレクチャーされた。約5分かけて、下の7つのステップを踏めば、むくみなどがスッキリし、顔の筋肉が整えられて、小顔効果が得られるのだという。
【1】鎖骨の上にジョリプラのお尻を当てて、リンパを流す
【2】首から耳の下、耳下腺へ向かってジョリプラをコロコロ転がす
【3】あご先から耳下腺へ、下から上へと持ち上げるようにコロコロ転がす
【4】ほうれい線の内側に当てて、軽く持ち上げるようにコロコロ転がす
【5】目の下からこめかみへ向けてコロコロ転がす
【6】目にあてて、眉を持ち上げるようにコロコロ転がす
【7】おでこから持ち上げて頭のてっぺんまでコロコロ転がす
半顔を約5分かけ、上の【1】から【7】の手順で「ジョリプラ」をコロコロ転がしたあと、顔を見てみると……「おぐねえの頬、上がってますね」との指摘が。痛気持ちいいくらいの強さでコロコロと「ジョリプラ」を転がすと、口角と目じりが上がり、ほうれい線が整い、目鼻立ちがはっきりとして小顔効果が得られることが示された。
少しでも多くの時間を子どものために使いたいからと、なかなか自分の美容にかける時間がとれなくなったというゆうこりんも「夜、ちょっとした隙間の時間にデコルテから首、顔へコロコロ転がすと、リンパの流れがよくなって、むくみがとれるんです」と愛用しているそうだ。実際、トークショーの間も、少しでも間が空くと首すじに「ジョリプラ」をコロコロ転がす姿がみられ、普段の愛用ぶりが垣間見えた。
ローラーヘッドがとても小さいため、他の美顔器に比べて細かいところにまで届くため、美顔の効果を得やすい「ジョリプラ」。
「小さいので、出張が多い生活の私でも簡単に持ち歩けて続けています」(大湾さん)
「美は永遠のテーマ。子育てで忙しくても、自分にかける時間がないと言いわけせずに、少しの時間でもキレイでいる努力を続けるのに、いつでもどこでも使える手軽さがいいですね」(ゆうこりん)
「半年続けたら、二重と奥二重だった目が両方二重になるなど、顔の左右のバランスが整って小顔になってきました。今年の台風の目になるような美容器具」(おぐねえ)
半顔5分、両顔で10分。わずかな時間の努力を続けることが、やっぱり肝心なのかもしれない。